この日はヤクシマルリシジミに会いに。秋の恒例です。
ヤクルリとも呼ばれるこの蝶の魅力はなんと言ってもオスの表翅。鮮やかなブルーがたまりません。晴れた午後には勢いよく飛翔し、葉先などに止まってテリを張る姿も楽しめます。
天気予報によるとこの日の大阪は風が強そう。撮影に関して言えば、当たれば成果が大きいはず……!というポジティブ思考で出かけました。
しばらく車を走らせ現地到着。風が強いのは想定内でしたが、まさか厚い雲に覆われ肌寒いとは思いもしませんでした。しばらく薄暗い海を眺めながら太陽が顔を出すのを待ちましたが、しびれを切らし周辺をうろうろ。
しかしこれがいい結果に。風を避けるように葉に止まっている姿をちらほら発見です。そのなかから笹の葉に止まっていた新鮮な姿を選び開翅を待つことにしました。
あまりの悪天候に翅を閉じたままのヤクルリ。とりあえず撮影してみるも強風でブレまくりのボツ。諦めかけたとき、恵みの太陽!待ってたのは私だけじゃなかったようで、すぐに翅を広げました。
期待どおりのブルー!全開とはいかなかったですが撮影できました。
このあと飛び立ち、クズの葉に止まってもう一度開翅。
またすぐに飛び去りましたが、撮影できて良かったです。
一応の成果があったので、ちらちら飛んでいたキチョウを追いかけ。
気温が低かったのか、すぐに葉裏に隠れてしまいました。
このあと再び曇り空になったので帰ることに。当たれば大きい成果、現実になりました。やっぱり出かけることが大切ですね。
ちなみに今日の強い風、近畿で木枯らし1号が吹いたとニュースでやってました。
10/23/2021・大阪府にて