蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

6/2/2018・ナラガシワの林に暮らすヒロオビミドリシジミを見てきました

土曜が久しぶりに休みになったので岡山まで出かけてみることにしました。お目当てはヒロオビミドリシジミです。

 

この蝶は関西や中国地方で出会えるゼフィルスで、この時期が旬です。時期が遅れるとすぐに翅が傷んでしまうので、鮮度のことを考えると、フライング覚悟で出かける必要があります。

 

早朝からナラガシワの雑木林に入り、葉を叩き出ししているとゆっくりと下草に降りました。長い竿を持っていなかったので飛び出すか心配でしたが、なんとか出てきてくれました。

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久しぶりに見るやさしい姿。あとは翅を広げてくれるのを待つだけです。

 

しかしこの日は快晴、何度か低空を飛び回ったあと、止まった葉ですぐに翅を広げ、あっという間に飛び上がってしまいました。

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ほんとに一瞬で終わってしまいましたが、ヒロオビらしい淡い輝きを見ることができました。

 

ここからは気温がぐんぐん上がり、撮影するのも大変なくらいに。

 

下草にはヒメウラナミジャノメが多く、しばらく撮影。

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皮肉にもナラガシワの葉の上で開翅。これがヒロオビだったら良かったのですが。

 

あまりに暑かったので日陰に入ったら、ヒロオビがちょこんと止まっていてびっくり。翅の裏が美しくてたまりません。

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こんなところに潜んでいるとは!

 

昼間は下草にも降りていることがわかりました。でも活性がものすごく高く、少しの振動で林の中に入り込んでしまいました。

 

忘れていたかのように生息環境を撮っておこうと林を歩いていると、わりと低めの葉にヒロオビ発見です。

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飛ばさないようゆっくりと近づき、そっと片手で枝をたぐり寄せ、もう片方の手を伸ばして撮影しました。

ナラガシワの林に暮らすゼフィルス、そんな絵を撮ることができました。

 

ほかのゼフィルスも期待しましたが、出会いはなし。この日の蝶あそびを終え、場所を移動することにしました。

 

6/2/2018・岡山県にて