先週ちらっとしか見られなかったウラミスジシジミ。今度こそ撮影しようと岡山の高原を再訪しました。
このウラミスジは簡単に出会える蝶ではなく、時期が合えば1本の樹だけでたくさん飛び出すようなハヤシミドリとはレベルが違います。しかもやっとのことで見つけてもそこから撮影できるとも限らず、結果カシワ林を次々と歩くことになり心身ともに疲弊してしまいます。
今回は気持ちがめげないよう、新たに出会った顔ぶれをできるだけ撮影しながら探していくことにしました。
撮影はたとえどんな蝶であっても結構なエネルギーをつかうので、目標だけに絞った方が本当は良いのかもしれません。でもせっかくならいろいろな蝶たちをしっかり撮っておきたいなという気持ちもあって悩みます。まあ何が正解かわからないので、ここは気持ちに任せることにしました。
まずはセセリチョウから。
今回はコキマダラセセリとホソバセセリに出会えました。吸蜜シーンを撮影したかったですが、草どまりになってしまいました。
続いてヒョウモン。
オオウラギンスジヒョウモンが吸蜜する姿をよく見かけました。
こちらはミドリヒョウモン。
裏面の構造色のグリーンがうっすらと輝いて美しかったです。
この草原ではウラギンヒョウモンが真っ先に現れ、それからミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンへ続いていく感じです。ツマグロヒョウモンは時期に関係なく見かけるような気がします。
この時期、草原ではたくさんの蝶に出会えますが、やはりウラミスジが見たいですね。そしてこの日やっと撮影することができました!
7/10/2021・岡山県にて