蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

6/6/2020・中国山地のゼフィルスは始まったばかり、草原には新しい顔ぶれが見られました

いよいよ6月、今シーズンまだ見ていないゼフィルスに会おうと出かけてきました。ついでに前回撮れなかったタニウツギの花とミヤマカラスアゲハの再挑戦もかねて。

 

朝早くから樹を叩くと、ヒロオビミドリシジミがいくつか飛び出したのですが、撮影したい場所には下りてくれませんでした。まだまだ数が少なかったので出始めかもしれません。この日は深追いをやめてタニウツギの花を見に行きました。先週よりも少し標高を上げ、花満開の場所で待ったのですが今回も訪花はありませんでした。

 

そんな訳で、ここまで全く成果がなく。
気分転換に草原に寄ってみたらアザミに来ているヒオドシチョウを見つけたのでしばらく撮影しました。

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アザミで吸蜜する姿を撮ったのは初めてかも。この時期はすごく新鮮です。

 

翅が開くと濃いオレンジ色が目に飛び込んできます。

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ただすぐに翅を閉じてしまうので、じっと見続けることができません。

 

アザミの花にはウスバシロチョウも。

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飛んでは吸蜜を繰り返していました。

 

期待はしていなかったのですが、少ないながらヒメシジミにも会えました。

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今まで自分が会ってきたなかでは最も早いんじゃないかな。これからたくさんの姿に出会えるでしょう。

 

ほかに出会えたのはウラギンヒョウモン。モンキチョウはとても多かったです。あと、かなり前から発生していたようなミヤマチャバネセセリも見つかりました。

 

ゼフィルスを撮影できなかったのは残念でしたが、他の蝶たちが居てくれて良かったです。でもせめて翌日は1つくらいゼフィルスを撮影したく、確実に撮れるだろう場所へ移動することにしました。

 

6/6/2020・中国地方にて