今年もキリシマミドリの季節がやってきました。
キリシマが気になったらゼフィルスの季節も終わりに近づきます。残すはオナガシジミやムモンアカシジミといったところでしょうか。信州へ行けばまだまだゼフィルスが楽しめますが、コロナが再び拡大してきたので今年は行けなさそうです。
さてさて、まずは12日から。この日は天気がころころ変わり、時おり雨が降ってきたりもありましたが、ひとまずキリシマに会うことができました。
とりあえずメスだけですが撮影もできました。
そして1週間後の19日。この日は到着早々メスに出会え、かなり近づいて撮影ができました。
近づけたときこそ広角撮影のチャンスです。
せっかくなのでマクロレンズでも。
カメラを取っ替えながら色々と撮影してみました。
開翅こそ見られませんでしたが、アカガシの葉に止まる雰囲気を楽しめました。メスの裏面がもっとも美しいのはキリシマも同じだと思います。
しばらくすると違う葉へ。
ストローを伸ばして水分か何かを吸っているようでした。
メスはいくつか撮れましたが、オスは日ざしが出たときに樹のまわりを勢いよく飛翔する姿を眺めるだけで全く撮影できずでした。だんだんと活性が高まってきたようで、新鮮な姿を撮影する機会は今シーズンも終わりと感じました。
撮影後は足元のヒルをしっかり取り払って終わりです。
キリシマ撮影は毎年苦行を強いられるのですが、それはいつもと変わりませんでした。1日かけて1つ撮影できたらいい方なので、これからも足しげく通う必要がありそうです。いつか思いがけない出会いがあることを信じて。
7/12,19/2020・鈴鹿山地にて