蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

11/22,23/2020・今年も越冬蝶の観察を始めました

11月の末から越冬蝶の観察に入りました。

 

まずは連休に午前中だけ集団さがし。今年は色々と苦戦しましたが、なんとかムラサキツバメの集団らしい集団を1つ見つけて安心しました。

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どこに居るかわかるでしょうか?

 

日が強く当たっていたのと、近くで飛んでいる姿も見られたことから、翌朝に再挑戦することにしてこの日は周辺を下見しました。

 

さて翌日、多くの機材を用意して朝からじっくり集団を撮影。

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カメラ2台とレンズ4本を使って撮影しました。集団の上にいい感じ?に葉があって、上から撮影するのに苦労しました。また風が強く、集団を驚かせないよう撮影は緊張しました。飛散するときはほんと一瞬です。

 

あまり長時間いると鳥に気づかれるかもしれないので、ひとまず撮影は終了です。

 

日ざしがでてきたので、うろうろしていると葉にとまる姿。

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運良くメスの開翅を見ることができました。

ところで、この辺りも環境が変わったなと思います。小さくもよく集団が見られていた株はずいぶん前に切られ、またかつて大集団を見つけて興奮したマテバシイは逆に大きくなりすぎて集団が探せなくなりました。誰も気づくことのない越冬集団をさがしてひっそりと楽しむ蝶あそびもなかなか厳しい状況です。

 

幸い家からはそんなに遠くないので、そういった動きも含めて、今後も観察していきたいと思います。

 

11/22,23/2020・大阪府にて

11/8/2020・秋を感じに公園さんぽ、ベニシジミのオレンジが広がってきました

近くの公園へ。

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桜の落ち葉がいい秋してました。

 

足元にはベニシジミがいくつか。だいぶとオレンジ色が広がりました。

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地面でゆっくり日光浴する姿に秋の深まりを感じます。

 

この日はカタバミの花でよく吸蜜してました。

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カタバミといえばヤマトシジミなのですが、この日はベニシジミがよく訪れてました。

 

風もありやや冷たく感じましたが日ざしが出たときは暖かく。短い時間でしたが、小さな秋を楽しむことができました。

 

11/8/2020・大阪府にて

10/25/2020・ソテツの葉には多くの幼虫、辺りには成虫の姿も見られました

風がやや強いけれど晴れのいい天気、しばらく観察を続けている近所のソテツを見に行ってきました。

 

前回多くの卵が産み付けられていた新芽は……

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大きくなったものの無残なまでにぼろぼろ。あまりの状態に驚きました。葉にはものすごい数の幼虫がいて、この蝶が害虫と呼ばれる理由がわかったような気がしました。

 

この日はヤマトシジミの青いメスでも探そうかと思ってましたが、飛んでいるソテツのシジミが気になったのでそちらを撮影することにしました。

 

低温期の姿を追いかけるのはもう何年ぶりでしょう。

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メスの姿、とくに開翅のブルーがとても美しかったです。

 

これからの気温にもよりますが、もう少ししたら多くの成虫が羽化してくるのですかね。

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家から近くなのでまた観察に行こうと思いました。

 

10/25/2020・大阪府にて

10/18/2020・秋の旬、ヤクシマルリシジミを楽しんできました

土曜の冷たい雨もやんだので、日曜は大阪の泉南までヤクシマルリシジミに会いに行ってきました。この蝶の魅力は何といってもオスの鮮やかなブルー。ゼフィルスとはまた違った輝きが魅力です。

 

センダングサで吸蜜する姿が多いです。

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コントラストの強い夏の姿でした。

 

吸蜜した後、葉に止まっての全開は定番のアクションです。

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美しいメスの表翅が撮れました。

 

お目当てのオスですが、この日は晴れて気温が上がる予報でしたが、雲が多くて気温もそれほど上がらず。テリを張る姿はあまり見られませんでしたが、穏やかな姿が楽しめました。

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ツユクサに止まっての開翅は初めて。花にも似た美しいブルーでした。

 

キクの花にはメスが吸蜜。この日はメスの姿が目立ちました。

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今度は後翅にも青みの入った秋の姿でした。

 

ウバメガシの葉を見ながら歩いているとヤクルリの交尾。

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交尾は初めて見ました。

 

この日のヤクルリは時期的にちょうど見頃だったようで、たくさんの姿を見ることができて良かったです。

ほかの蝶といえば、ソテツのシジミチョウはここでも多く、ウラナミシジミヤマトシジミに混じって飛んでいました。

 

10/18/2020・大阪にて

10/11/2020・台風一過の蝶あそび、多くのシジミチョウに出会えました

台風が去った翌日、風も弱まってたので近所の散歩に出かけてみました。

 

新しい顔ぶれはウラナミシジミ。一気に数を増やしたようで色々な花にきてました。

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キバナコスモスへの訪花で美しい後翅の模様が撮れました。

 

センダングサの花で吸蜜する姿がもっとも多かったです。

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これはオス。美しい姿をたくさん見ることができました。

 

つづいてメスも。

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センダングサは小さな花ですが多くの虫たちを引き寄せます。

 

昼からはソテツのシジミチョウ観察へ。

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この日も新芽への産卵がたくさん見られ、繁殖力の高さがうかがえました。

 

次男の通う小学校にもソテツがあるのですが、こちらはすでに消毒が実施されていたことを知りました。

 

ほかに出会ったのはヤマトシジミ。メスには青色がのった秋姿が目立つようになりました。またベニシジミにも出会え、多くのシジミチョウを見ることのできた台風一過の1日でした。

 

10/11/2020・大阪府にて