11月の末から越冬蝶の観察に入りました。
まずは連休に午前中だけ集団さがし。今年は色々と苦戦しましたが、なんとかムラサキツバメの集団らしい集団を1つ見つけて安心しました。
どこに居るかわかるでしょうか?
日が強く当たっていたのと、近くで飛んでいる姿も見られたことから、翌朝に再挑戦することにしてこの日は周辺を下見しました。
さて翌日、多くの機材を用意して朝からじっくり集団を撮影。
カメラ2台とレンズ4本を使って撮影しました。集団の上にいい感じ?に葉があって、上から撮影するのに苦労しました。また風が強く、集団を驚かせないよう撮影は緊張しました。飛散するときはほんと一瞬です。
あまり長時間いると鳥に気づかれるかもしれないので、ひとまず撮影は終了です。
日ざしがでてきたので、うろうろしていると葉にとまる姿。
運良くメスの開翅を見ることができました。
ところで、この辺りも環境が変わったなと思います。小さくもよく集団が見られていた株はずいぶん前に切られ、またかつて大集団を見つけて興奮したマテバシイは逆に大きくなりすぎて集団が探せなくなりました。誰も気づくことのない越冬集団をさがしてひっそりと楽しむ蝶あそびもなかなか厳しい状況です。
幸い家からはそんなに遠くないので、そういった動きも含めて、今後も観察していきたいと思います。
11/22,23/2020・大阪府にて