6月4日といえば、6(ム)4(シ)!そう虫の日でしたね。皆さんはどんな虫にあそんだのでしょうか。
前日は南アルプスのクモツキが撮れたので、翌日は深追いをやめて場所を変えることにしました。今回のお目当てはベニモンカラスシジミ。昨年撮影した場所とは違うところでの挑戦です。
ここはかなり知られた場所なのか、顔見知りの蝶友さんも来られて一緒に楽しく過ごさせていただきました。聞くところによると、先週から発生していたとのこと。今週はどうかなと思いましたが、そこそこ楽しめたので良かったです。
朝方はオスがテリ張りに飛んできたところを撮影です。
前翅にぷくっとした性標が見えるのでオスだとわかります。
ゆっくりと昼過ぎまで粘っていると、ようやく暗がりにメスの登場です。食樹のクロウメモドキに止まったあと、枝を歩き始めました。どうやら産卵する場所を探しているようなのですが、これがもう長いのなんの。かなりの時間をかけて枝定めをするので、待ちくたびれそうです。
そしてついに待ち望んだ産卵シーンです。
産卵するときは枝の下側に回り込むんですね。
ちなみに、この写真には産みつけられた卵が確認できます。小さすぎてよく見えないですね。
ここで皆さんとお別れ。帰りは道路の迂回などで遅くなってしまいましたが、無事に帰ることができてほっとしました。ご一緒できた皆さん、どうもありがとうございました。
6/4/2017・某所にて