GWもあっという間に最終日、ゆっくり体を休めた方がいいんでしょうが、天気が良いのでそうもいきません。和歌山まで長男と出かけました。去年に蝶仲間からGWがミカドアゲハの旬だと教えてもらってたので今年こそはと。
この日は暑いくらいの快晴。ガーガーとセミの声は聞こえるし、カラスアゲハやゴマダラチョウが優雅に飛んでたりと、ついこないだ桜の花をみたのが嘘のようです。
ところでミカドアゲハですが、撮影しやすいシーンはだいたい次の3つでしょうか。
- 地面での吸水 ⇒ あまり暑すぎない時間帯や場所がおすすめ
- 白い花での吸蜜 ⇒ ミカンやトベラの花によく来ます
- 食樹での産卵 ⇒ 小さな樹やひこばえが撮りやすいかも
時間帯は天気や気温によってもまちまちでしょうが、とくにこれってのはないように思います。頻度は多くないものの、のんびり待ってるとたまにやってきて撮れるという印象でしょうか。でも一度やってくるとそこそこの時間楽しめるのが嬉しいです。
さっそく散歩を始めると、きれいに花を咲かせているトベラを発見。この花は甘い香りが強いですね。この場所に決めて待っていると、アオスジアゲハに混じってミカドアゲハが飛んできました。ミカドアゲハはアオスジアゲハと飛び方こそ似ていますが、色合いはどちらかというと白っぽくてアゲハそっくりです。慣れるとすぐにわかってくるでしょう。
何度か通りすぎましたがついに吸蜜にやってきました。
嬉しくてまずは大写しに。無事に出会えて安心しました。
花から花へとせわしなく飛び移っていくので、それに合わせてこちらも動きながらの撮影です。
何度みても興奮します。花も蝶も鮮度ばっちりのタイミングでした。
余裕が出てきたので、いい絵になりそうなところで待ちのスタイル。
黄色い葉が混じっていたのと背景が抜けぎみだったので、すこしは雰囲気でたかな?
アオスジアゲハもよく来ていました。
ミカドアゲハが珍しくなければ、アオスジアゲハの方が美しいでしょうか?いや、どっちも撮れれば嬉しいですね。
途中、休憩がてらオガタマノキに寄って産卵シーンを狙ってみたのですが、卵だけは見つかったもののチャンスはありませんでした。一度目の前に飛んできたときはドキッとしましたが、産卵せずに飛んでいってしまいました。次回は産卵だけを狙うのも面白そうです。
帰りはスーパーに寄って遅くなった昼ごはん。2人で豪華なお弁当を食べて帰るのでした。
5/7/2017・和歌山県にて