コロナの緊急事態宣言が全国に広がり、大阪は当然のように特定警戒都道府県に指定されてます。そんな状況ですが、公園にやって来る人は以前よりも増えたような気がします。なので外出は家から徒歩5分圏内までにし、人が留まらない場所で撮影する週末となりました。
ここ1週間で桜の花がかなり散るとともに、今度はツツジの花が咲き出すなど季節は確実に前へ進んでいることを実感します。撮影の場合、季節の移り変わりとともに背景の絵が変わることで、また新しい気分になれるのが嬉しいです。
今、家のまわりで一番多くみられる蝶はアゲハです。一気に数を増やし、飛ぶ姿が目立ちました。まずは土曜、ツツジの花に来るのを待ちました。
雨はだいぶ前にやんでたのですが、風が強くてあまりいい条件ではなかったもよう。待っている間に訪花したのは1度だけでした。
花の奥深くに頭を突っ込んでの吸蜜。撮影のねらい目は吸蜜を終え花から頭を出すときになるのですが、大きな花は吸蜜時間が長いので集中して待ち続けるのが大変でした。
翌日は場所を変えて。
花はだいぶ散りましたが、まだ桜で吸蜜する姿も見られました。
遠目から撮るしかなかったですが、いい雰囲気になったような。
田植え前に広がるレンゲ畑でもアゲハを見ました。ちょうど曇り空で気温が低く、止まったところを撮るに終わりました。
もう少ししたら花ごと耕されるので、レンゲ畑は期間限定の風景です。
この日一番嬉しかったのはナガミヒナゲシでの吸蜜。
なかなか見る機会がなく、しっかり撮れたのは初めてでした。
アオスジアゲハもたくさん飛ぶようになりました。
なかなかチャンスがなかったですが、蝶あそびのさいごに撮ることができました。
もう少ししたら植え込みのシャリンバイの花が咲き出すので、そのときにまた撮影したいです。
家のすぐまわりでもけっこう蝶の写真が撮れるもんだと思いました。最終、家でもアゲハが撮影できるよう、ホームセンターで山椒を買っておこうかな。
例年ならそろそろ信州の蝶たちが気になってくる頃ですが、今年はさすがに出かけるのを自粛せざるを得ないでしょう。たとえ誰にも接触せずに出かけたとしても、信州に大阪から来た車があるだけで不安や怒りを感じる方がいるかもしれませんしね。ただ地元の方にはいつもの風景を残しておいてほしいと思います。
いま私たちはふんばり時、いつ収束するのかは見通しがたってませんが、小さく息抜きしながら日々を過ごしたいと思います。
4/18,19/2020・大阪府にて