(今回はすべて同じデザインでのご挨拶となりました。)
昨年はいろいろな方のおかげでたくさんの蝶に出会うことができました。今年も迷走しながらではありますが、自分らしい蝶あそびができるようフィールドへ出かけたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(今回はすべて同じデザインでのご挨拶となりました。)
昨年はいろいろな方のおかげでたくさんの蝶に出会うことができました。今年も迷走しながらではありますが、自分らしい蝶あそびができるようフィールドへ出かけたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
だんだんと寒さが本格的になってきました。今年もあと少しですね。
さて身近な越冬蝶のうち、ムラサキシジミのオスがまだ撮れてなかったのもあってこの日も出かけました。この蝶は越冬するとき、枯葉や葉の枯れた部分に身をひそめることが多いので、アラカシの垣根にある枯葉を徹底的に見てまわることにしました。
コツ?そんなの知らないのでひたすら原始的に探します。
いくつかの枯葉を見ているとついに発見しました。
触覚を閉じ、じっと越冬しているムラサキシジミです。
一度見つけてしまうと、次々と見つかります。
こちらはくるっと巻かれた葉に隠れていました。越冬には良さそうな場所ですね。日ざしが出て気温が上がってきたのか、少しもぞもぞしていました。
昼まえになってくると、日ざしの当たったところで翅を広げている個体も見つかりました。うーん、メスですね。オスじゃなくて残念でした。
しばらく日を浴びた後、垣根のまわりを飛び始めました。
この日は翅を広げる姿をいくつか見たのですが、すべてメスでした。割合からみてオスはかなり少なそうに思えるのですが、どれくらい越冬しているのでしょうか。
詳しいことは知りませんが、春になったらメスはアラカシの芽に卵を産むんでしたっけ。オスは越冬明けにどんな役割があるのか…少し考えてるうちに1つの思いがよぎり、ちょっと身震いしてしまいました。
ところで越冬蝶が暖かい日に飛び出すのに意味があるのでしょうか?
動けば鳥などに見つかると思ってしまうのですが、、じっとしてる方が見つかりやすいのなら動ける方が逃げられるのかもしれないですかね。
ま、あれこれと色々と考えている時間は楽しいものです。
無事に冬を乗り越えられたら、またムラサキの君に会いに行きたいです。
12/10/2017・奈良県にて
この日も朝からいい天気。気温も上がりそうなので、きっとタテハチョウに会えるだろうと里山の雑木林へ出かけてみました。
雑木林に到着すると、予想どおり草むらにはキタテハが多く飛んでいました。
クズの葉っぱに止まって日を浴びる姿、今シーズン最後?のオレンジ色を見ることができました。
日のよく当たる樹の幹にはアカタテハの姿。
かなり新鮮でびっくりしました。
辺りをうろうろしていると黒っぽい姿の蝶、近づいてみるとルリタテハでした。
暖かな気温にじっとしていられなかったのでしょうね。
少し飛んでは翅を開き、しばらくじっとしてからまた飛ぶような感じでした。
散歩道に降りてきたところを撮影できました。
この日はヒオドシチョウに会いたかったのですが叶わず。さすがに雑木林の蝶らしく、ちょっとくらいの小春日和では出てこなさそうかも。
見上げるときれいな紅葉だったので、ちょっと撮影。
冬になったらミスジチョウの幼虫でも探しに行こうかな…なんて思いながら。
ほぼほぼ越冬タテハが楽しめたのでここまで。少し歩けていい運動になりました。昼からは買いものに寄って帰るのでした。
12/3/2017・奈良県にて
気持ちいいほどの快晴、朝から緑地公園へ。
ところどころにできた日だまりが本日のポイントです。
林床の気温が上がってくるとさっそくちらちら。
ムラサキシジミのメス、鮮やかな青い色にドキッとします。もう少し近くで美しい色を眺めたかったですが、なかなか敏感で近づけないまま飛び上がってしまいました。
今度はやや大きめの暗い姿、ムラサキツバメのオスでした。
新鮮な姿にちょっと興奮。少し飛んでは翅を広げるを繰り返していました。光が強く苦労しましたが、なんとか落ち着いた色合いに残すことができました。
しばらく待っていると待望のメスも登場。嬉しい出会いです。
こちらも翅を広げてくれて感動!明るい紫色がなんともいえない輝きを放っていました。
エノキの落ち葉ですこしだけゴマダラチョウの幼虫を確認。茶色になっていないものもいていろんな色の幼虫が楽しめました。
12/2/2017・大阪府にて
今年も早いもので越冬蝶の季節になりました。
手始めに午前中だけ近くの公園をぶらり。日だまりを歩くと、垣根にいたムラサキツバメがちらり。暖かだったので、すでに活動し始めているようでした。
日の当たる場所に止まっていたムラサキツバメ。
身体を温めているように見えました。
近づくと、足元の落葉に飛び降りてゆっくり翅を広げました。
オスの深い藍色を見ることができただけでなく、秋らしい絵に撮れました。
次の休みも越冬蝶を探して、うろうろと公園歩き。
葉の上に2つのムラサキツバメの姿を発見。日ざしが強かったのですでに幾つかが飛び出しているような雰囲気でした。
3日後の朝にも行ってみると…
3つになっていました。ここまで止まりかもしれませんが、今後も様子見に出かけたいと思います。
この日は蝶友さんと一緒でしたが、他の集団を見つけることはできずでした。
今月はウラギンシジミがとても多いです。
今が一番多く出会える時期でしょう。これからの長い冬、はたして乗り越えられるでしょうか。
思えば今年もあと1ヶ月。あとはムラサキシジミの越冬姿も見つけておきたいところです。
11/19,23,26/2017・大阪府各地にて