梅雨明けとともにさあ快晴の日々!といきたかったですが、なぜか週末のぐずついた天候にがっかり。梅雨、ほんとに終わったのかと思いたくなるほどでした。
そんななか、今年もキリシマミドリシジミの時期がやってきました。キリシマミドリといえばゼフィルスの季節もいよいよ終盤間近です。
しばらくまともな出会いを聞かない年が続いていたキリシマミドリですが、昨冬はアカガシの芽が多かったとの情報を知人から聞いたので、今年こそ出会えたらいいなという思いで信州の蝶あそびをやめて行ってみることにしました。
まずは22日。まだまだ活発に飛びまわるようなことはなく、枝を叩くとわずかに飛び出す程度。それでもオスメスともに姿を見ることはできて安心しました。
飛び出してアカガシの奥に入り込んだメスです。
メスはゼフィルスのなかでも裏面の模様が独特でかっこいいです。
オスは撮影できる位置に止まってくれませんでしたが、飛翔するときの輝きはしっかり見ることができました。
続いて30日、この日は悪天候と知りつつ出かけてしまう愚かさです。
濃い霧に包まれた予想どおりの風景でした。
なにかラッキーなことが起こらないかと期待したのですが、枝を叩くとメスはそこそこ出てくるものの、いい場所には止まってくれず。そのほかはヒルが多かったくらいでとくに何にもなかったです。
今年は何となく撮影できるような気がしていたのですが、そんなに甘くはなかったですね。いや、天気が悪かったのがいけなかったのであって、晴れたら思い切り撮影できたはずと言い聞かせるのでした。
ヒグラシの声が涼しく響いていました。キリシマミドリはまた来年です。