蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

11/23,24/2018・今年ようやくムラサキツバメの越冬集団を見つけました

ムラサキツバメの越冬、2週間前にはまったく見つからずで今回こそはという気持ちで挑みました。まずは前回飛びまくっていたとこから探してみましたが、どこに集団はいるのやら。仕方なく来た道を戻っていると、葉の上に何やら枯葉の塊。なんとムラサキツバメの越冬集団でした。しかし集団の位置が高すぎなのと機材の手持ちが少なく、翌日に撮影することにしました。

 

蝶友さんをお誘いしつつ、一足先へポイントへ。日の当たる前に撮影を始めます。

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まだ翅を倒しているのがほとんどです。

 

日が当たるとむくむくと身体を起こし、もぞもぞとお互いの位置を微調整していました。

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蝶友さんも来られ、一緒に撮影しました。

 

下からもはっきりと存在がわかります。

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すごく快晴だったので、こんなことをしているのが少しもったいないような気分にもなったり。

 

ひとまず集団が撮れたので別の場所を一緒に散策。

 

蝶友さんが別の集団を見つけました。

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この場所には日ざしがなく、集団はまったく動く様子がなかったです。もしかしたらこの集団は残るかもしれません。

 

ついに見つけたムラサキツバメの越冬集団。これからの冬が楽しみです。ご一緒した蝶友さん、どうもありがとうございました。

 

11/23,24/2018・大阪府にて(撮影はすべて24日)

11/10,11/2018・今年の秋は暖かい日が多く、ムラサキツバメが活動的でした

南紀でサツマシジミを見たあとは、残りわずかの日々をムラサキツバメの越冬探しに入ります。

 

まずはこれから越冬しそうな場所をさがして下調べ。マテバシイの枝は剪定にあいやすいので、越冬場所を探すというよりも、むしろ越冬できない場所を知っておくといった方が適切かもしれません。無駄なところへ行かずに済みますしね。

 

この週末はほんとに暖かく、ムラサキツバメはとにかく活動的。着いたときにはマテバシイの樹上にたくさんの飛ぶ姿が見られ、来るのが遅かったと後悔するのでした。

 

たまにいい場所に降りてきて翅を広げます。

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脚立をもっていって大正解。美しいメスの姿を撮影できました。もう少し高い位置から撮りたかったですが、背が足りません。

 

剪定を逃れたひこばえには幼虫の姿も見られました。

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しっかりアリを従えてました。この幼虫はアリに蜜を与えるかわりに世話をしてもらうのですが、実はアリを蜜で操っているのだそうです。ちょっとこわい…

 

翌日は少し早めに出かけましたが、なかなか寝床が見つからず。

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どこからか飛んできたと思ったら、葉についた水分を吸っていました。しかし、この時期のムラサキツバメはすごく新鮮ですね。

 

運良く、オスが飛んできて葉に止まりました。

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開翅するまで粘ってみましたが、少し開いたかと思うと樹上に飛んでしまいました。シックな藍色だけが目に焼きつきました。

 

この週末は越冬集団の見込みはつかず。次回に持ち越しです。

 

11/10,11/2018・大阪府にて

11/23,24/2018・快晴の秋、ムラサキシジミのいろいろなシーンを撮影できました

この週末、快晴でぐんぐん上がる気温とともに多くのムラサキシジミに出会えました。散歩道では飛翔する姿、翅を広げる姿、枯葉のなかでおとなしくしている姿など、秋らしいシーンをめいっぱい楽しむことができました。

 

アラカシの葉の上で翅を広げるオス。

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オスは濃いブルーをしています。鮮度も良かったので興奮しながらの撮影でした。葉にできた蝶影もはっきりして、日ざしの強さがわかります。

 

丸まった葉をひたすら見ていくと、ムラサキシジミが隠れていました。

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脚を広げてしっかり葉にとまってました。触覚が広がっていたので元気そうです。

 

翌日は蝶友さんとご一緒しての撮影。

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この日はメスのいい写真が撮れました。ぽっかりとできた日だまりで翅を広げる姿が最高に美しかったです。今年の秋はムラサキシジミの年と言えそうです。

 

別の枯葉にも見つかりました。

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枯葉に止まる姿は越冬状態になっていました。ただ、葉が丸まってなかったので越冬場所には適さないような気がしたり。

 

今年はあちこちで越冬姿が見つかり、年末までゆっくり楽しめそうです。

 

11/23,24/2018・大阪府にて

11/10,24/2018・飛び回っていたウラギンシジミが越冬に入りました

今年も越冬蝶の季節になりました。まずはウラギンシジミから狙います。お目当はもちろんメス、とくに開翅は越冬に入る前がもっとも簡単かつ美しい姿が見られるように思います。

 

天気がいい昼すぎ、アラカシのまわりを飛び回っていたウラギンシジミのメスが葉に止まりました。

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しばらくすると予想どおりの開翅。オスのオレンジ色よりも出会いが少ないからか、メスの姿はやっぱり嬉しいです。今年も美しい姿を撮ることができました。

 

翌日はムラサキツバメの越冬探し。
そして翌週は長男の参観や大阪自然史フェスへいったりと越冬蝶さがしはお休みの週末。

 

さらに翌週、場所を変えて探したときにはもう飛ぶ姿がなく、どうやら越冬に入ったようです。

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このときは蝶友さんと一緒に撮影しました。

 

割といい場所で越冬していたので、晩にもう一度撮影へ。もう狂ってますね。

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あれこれと、なんとか夜の雰囲気になったでしょうか。

 

ちなみに翌日も朝から来て撮りました。この日は広角での撮影だったので、完全に場所が丸わかり。というわけで掲載は避けたいと思います。ちなみにこの個体ですが、わずかに前翅に切れ込みがあったので識別ができそう。また様子を見にいきたいと思います。

 

11/10,24/2018・大阪府にて

11/25/2018・暖かな秋の雑木林にタテハチョウが多く舞っていました

まつみです。

秋も終わりが近づき、いよいよ越冬蝶の季節になりました。今シーズンですが、休みになると出かけてまして、ムラサキツバメは小さいながらもいくつかの越冬集団を見つけました。また快晴のおかげで、ムラサキシジミとともに開翅シーンもたくさん撮影できました。ウラギンシジミは飛ぶ姿を見なくなり葉の裏で越冬に入ったもようです。つい先週は朝、昼、晩と同じ姿を撮ってみたりと、自分でいうのもおかしなくらい熱狂的にあそんでしまいました。ほんと撮影は楽しすぎますね。

これらの蝶たちは来月になったらひとまとめにして日記にしたいと思いますので、お楽しみに~!

 

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さて、あまりにいい天気が続くので、買いものへ行く前にちょっと雑木林に寄ってみました。

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キタテハがそこらじゅうに飛び、日だまりで翅を広げています。

 

樹液にも多くの姿が。

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スズメバチに追い払われても何度もやってきていました。これからの越冬に備えてしっかり栄養補給をしているようでした。

 

せっかくなのでスズメバチも撮っておきました。

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翅がすり減ってましたがいかつい風格は変わんなかったです。

 

アカタテハも多く、美しい飛翔姿を楽しめました。

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ちょっと止まったときに見えた赤色の美しいこと。思わず見入ってしまいました。

 

気持ちいい雑木林の散歩道。

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葉を落とす前に見られて良かったです。

 

たくさんの蝶と美しい景色を楽しんだあと、買いものに向かいました。この日はなぜかルリタテハを見なかったので、今年中にもう一度行こうかなと思っています。良ければご一緒しませんか。

 

11/25/2018・奈良県にて