蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

8/13~14/2017・夏休みの高原(その2)〜 草原や林道で信州の蝶にあそびました

家族で出かけた夏休みの信州、アサギマダラ以外にも色々会えたので一気に紹介します。

 

まずはヒメキマダラヒカゲ。

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夏の高原でもっとも見かける蝶といえば、このヒメキマダラヒカゲじゃないでしょうか。地味な色合いなのであまり見向きされませんが、よく見るととても美しい姿をしています。

新鮮な姿に限って近づけるチャンスがなく、いい写真が撮れなかったのが残念でした。

 

今回のお目当ての1つ、キベリタテハ。

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まとまって居たわけではないけれど、あちこちで姿を見かけました。

しかしまともに撮れたのはこの写真のみ。口吻をのばしてましたが、何が吸えるんでしょうかね…なかなか撮れないようなシーンではあったけれど、個人的にはあまり嬉しくない気分。ちらりと見える鮮やかな表が憎らしいほどの美しさでした。

 

今年もエルタテハはとても多く、コンクリートの壁に張り付いた姿をたくさん見ました。

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エルタテハらしい前翅、後翅の白い紋をしっかりと写せました。

 

コンクリートのなかでも白っぽい部分を好むようです。何か成分が違うのでしょうかね。

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飛ばしても同じところに戻ってきてました。

 

閉じた翅も渋くてかっこいいです。

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樹皮にも似た美しい模様を間近でゆっくりと楽しめました。

 

日陰の草地を覗いてみるとダイミョウセセリ。新鮮な姿でした。

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ダイミョウセセリはやっぱ関西の方が見応えがあると思います。信州に来なければこの姿に出会えないと思って撮りましたが、よく考えると週末は信州へ行く機会の方が多かったりするんですよね。

 

家族とあちこち移動しながらの蝶あそびでしたが、 思いのほか多くの蝶に出会う事ができ、信州の素晴らしさを感じるのでありました。

クジャクチョウは一瞬それっぽいものを見ただけで今年の夏休みも出会えずでした。

 

8/13~14/2017・長野県各地にて