この週末、土曜は雑務をもくもくとこなしてました。たまっていたメールに返信したり家のかたづけなど。最近疲れぎみの身体にはちょうど良かったです。そして日曜は恩原高原スキー場です。
前に来たときは雨でしたが、この日は早朝からいい天気でした。
スキー場といえば一般の方からしたら雪景色なんでしょうが、私にとってのスキー場はみどりの草原です。このすぐ右手にひろい草原が広がっているのですが、その景色を見るのが好きです。ただこの日は風が強かったです。
目の前の草むらに入ってみると、まずは大きめのヒョウモンがたくさん見つかりました。遠目からでもオレンジがすごく目立ちます。
これはウラギンヒョウモン。とても美しい姿をしてました。
ヒョウモンはほかにはミドリヒョウモンもいました。
もう少ししてオカトラノオの花がいっぱいになるとオオウラギンスジヒョウモンが現れるようになります。
早朝のヒメシジミ。朝日をうけて翅を広げていました。
先週は雨のなかの撮影でしたが、この日は晴れた天気だったので朝の早いうちに撮影しました。いいですね〜この姿。なんやかんや、雨でも晴れでも結局のところ美しいヒメシジミの姿を撮りたいだけでした。
もうひとつ、草原の旬といえばオレンジ色のセセリです。
コキマダラセセリです。勢いよく飛ぶ姿をみたくて近づいては飛ばしてみるのですが、あまり離れることなく近くへ止まります。
コキマダラセセリの大きな姿をみるといつも思うんですが、どうしてキマダラセセリよりも大きいのにコキマダラセセリなんだと。オオキマダラセセリではないかと思うのは私だけでしょうか。
実は今週こそハヤシミドリシジミに出会えるのではと思っていたのですが、撮れたのはなんとこれだけ…
発生していることはわかったのですが、カシワの葉を叩いたら出てきたものの、すぐに下草に潜り込んでしまいました。なんとかいい場所に移らないものかとそっと葉をどけたらあっというまに飛んで消えてしまいました。せっかくのチャンスだったのに残念でした。
ハヤシミドリは何となく翌週がよさそうな雰囲気でした。
ヒメシジミに戻ってみるとあちこちで交尾シーンが見られました。
交尾しながらのオスの開翅。いいシーンが撮れました。
恩原高原はこの時期ほんとたくさんの蝶に出会えます。狭い閉鎖的空間で仕事をしている身としては、広大な草原を舞う蝶の姿には癒されます。恩原高原はしばらく通い続けるので、次週はどんなシーンに出会えるか楽しみです。次こそハヤシミドリが撮れるといいな〜。