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蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

5/14/2017・タニウツギの花にやってきた黒いパピリオに癒されました

タニウツギの花にミヤマカラスアゲハ、これが撮りたくて出かけたんですが、残念ながら全く飛んでこずでチャンスがありませんでした。花の咲き具合が少なかったので、もしかしたらミヤマカラスの活動期にはわずかに早かったのかもしれません。

 

かわりにほかのパピリオがやってきてくれたので少し癒されました。パピリオとはアゲハチョウの仲間につく学名の一つです。Papilio なんちゃら~って命名されます。属名ってやつですね。なんちゃらって方は種名になります。

ちなみに「フィールドガイド 日本の蝶」をめくってみると、ミヤマカラスアゲハは Papilio maackii 、アゲハは Papilio xuthus って書いてました。なんて読むんでしょうね。

 

さて、渓流沿いにぽつぽつと咲くタニウツギの花。この花を見るだけでワクワクしてくるのは私だけではないはず。

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あちこちで満開とはいかなかったですが、華やかに咲いてました。

 

花を撮影していると遠くからパピリオ登場です。やさしい色合いにしたくて撮影は日ざしの弱まったときを狙います。

 

渓谷の黒いアゲハといえばオナガアゲハが定番です。

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細くてかっこいい姿です。一見クロアゲハと似てますが、体形が全く違います。

 

いざ撮影してみると、シャッタースピードが足らずにブレてる写真の多いこと…。なかなかに難しいですね。

 

カラスアゲハも吸蜜にやってきました。

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輝く表翅をなかなか見せてくれず、こちらも大苦戦。

 

遠くからだったですが、少しはやさしい雰囲気伝わったでしょうか。

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しばらく吸蜜し放題のカラスアゲハでした。

 

そういえば、吸蜜するときは翅を小刻みに震わせているのですが、吸蜜の半ばで必ずといっていいほどピタッと翅を止める瞬間があるのをご存知でしょうか。そのときが間違いなくシャッターチャンスです。

 

時間遅く、メスのカラスアゲハにも出会えました。

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メスの美しさはカラスアゲハでもなかなかのものですね。もう少し愛想よく近づいてきてほしかったですが、これが限界でした。

 

なかなか満足な撮影には至りませんでしたが初夏らしい旬の蝶あそびができて楽しい1日になりました。タニウツギの花とミヤマカラスアゲハはまた来年以降の宿題としましょう。

 

5/14/2017・滋賀県にて

5/14/2017・ウスバシロチョウにミヤマカラスアゲハ、渓流沿いは美しい蝶でいっぱいになりました

まつみです。季節の進みはほんと早いですね。

さて、春のギフチョウあそびが終わるといよいよ初夏の蝶へと移っていきますが、初夏といえばウスバシロチョウやミヤマカラスアゲハが撮りたくなってきます。京都や兵庫へはよくあそびに行くので、今回は滋賀に出かけてみました。

とりあえず初夏の蝶なら何でも歓迎~という気持ちで、明るい渓流沿いをドライブ。あちこちでウスバシロチョウの飛ぶ姿が見えてきたので、シャクの花が多く咲いている近くに車を停めて撮影開始です。

 

ゆるやかに飛びながら、ほんの時おり花に止まります。

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シャクの花畑にウスバシロチョウ…やさしい光景でした。

 

すこし待っていると近くにも来てくれました。

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ここのウスバシロチョウは全体的に黒っぽいものが多いです。福井あたりではもっと黒いのもいるそうです。


このウスバシロチョウですが、快晴だとふわふわ飛びつづけるばかりでなかなか止まったところが撮れません。次なるお目当ても気になってきたので、もう少し谷奥へ移動することにしました。

 

車を進めた先、まずはカラスアゲハが吸水しているのを発見です。ミヤマカラスではなかったですが嬉しい存在です。最初は警戒してか近づくとすぐに飛んでばかりでしたが、その場でじっとしていると戻ってきたので撮影できました。

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安心してくれたようで何より。尾状突起まわりの輝きが美しかったです。

 

この辺りではサカハチチョウにも出会えました。この蝶はシカの食害によってずいぶんと見なくなってきた蝶です。京都ではかなり出会いが厳しくなってしまったのではないでしょうか。ここではそこそこに出会うことができて健在ぶりに安心しました。春型は明るい色をしていますが、夏型は黒くなるのが二度おいしい蝶ですね。

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とまっているのは食草でしょうか。まずは開翅から。

 

続いて閉翅も。

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裏面の模様と色合いがすごく美しい蝶です。

 

サカハチチョウといえば、一度でいいので産卵シーンを撮ってみたいもの。積み上げられた卵をみてみたいです。

 

今回、ミヤマカラスアゲハに会いたかったのですが、数が少なかったもののなんとか吸水しているところを見ることができました。うまく撮れなかったのが残念ですが、ここはいい場所だったので、また機会をみつけて訪れたいです。

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ミヤマカラスアゲハはほんとに美しい蝶ですね。国内でも屈指の美麗種だと思います。ちなみに、そばに居るのは黒っぽく見えますがカラスアゲハです。

 

撮影しているとミヤマカラスアゲハが増えて2つに。

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久しぶりに美しい姿を楽しむことができました。

 

本当のお目当てはタニウツギの花で吸蜜するミヤマカラスアゲハだったのですが、全く出会うことができませんでした。なぐさめにカラスアゲハが来てくれたので、それは次回に掲載したいと思います。

 

本日は初めてお会いする多くの方々にお世話になりありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


5/14/2017・滋賀県各所にて

5/7/2017・トベラの花にやってきたミカドアゲハを撮影できました

GWもあっという間に最終日、ゆっくり体を休めた方がいいんでしょうが、天気が良いのでそうもいきません。和歌山まで長男と出かけました。去年に蝶仲間からGWがミカドアゲハの旬だと教えてもらってたので今年こそはと。

 

この日は暑いくらいの快晴。ガーガーとセミの声は聞こえるし、カラスアゲハやゴマダラチョウが優雅に飛んでたりと、ついこないだ桜の花をみたのが嘘のようです。

 

ところでミカドアゲハですが、撮影しやすいシーンはだいたい次の3つでしょうか。

  • 地面での吸水  ⇒ あまり暑すぎない時間帯や場所がおすすめ
  • 白い花での吸蜜 ⇒ ミカンやトベラの花によく来ます
  • 食樹での産卵  ⇒ 小さな樹やひこばえが撮りやすいかも

時間帯は天気や気温によってもまちまちでしょうが、とくにこれってのはないように思います。頻度は多くないものの、のんびり待ってるとたまにやってきて撮れるという印象でしょうか。でも一度やってくるとそこそこの時間楽しめるのが嬉しいです。

 

さっそく散歩を始めると、きれいに花を咲かせているトベラを発見。この花は甘い香りが強いですね。この場所に決めて待っていると、アオスジアゲハに混じってミカドアゲハが飛んできました。ミカドアゲハはアオスジアゲハと飛び方こそ似ていますが、色合いはどちらかというと白っぽくてアゲハそっくりです。慣れるとすぐにわかってくるでしょう。

 

何度か通りすぎましたがついに吸蜜にやってきました。

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嬉しくてまずは大写しに。無事に出会えて安心しました。

 

花から花へとせわしなく飛び移っていくので、それに合わせてこちらも動きながらの撮影です。

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何度みても興奮します。花も蝶も鮮度ばっちりのタイミングでした。

 

余裕が出てきたので、いい絵になりそうなところで待ちのスタイル。

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黄色い葉が混じっていたのと背景が抜けぎみだったので、すこしは雰囲気でたかな?

 

アオスジアゲハもよく来ていました。

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ミカドアゲハが珍しくなければ、アオスジアゲハの方が美しいでしょうか?いや、どっちも撮れれば嬉しいですね。

 

途中、休憩がてらオガタマノキに寄って産卵シーンを狙ってみたのですが、卵だけは見つかったもののチャンスはありませんでした。一度目の前に飛んできたときはドキッとしましたが、産卵せずに飛んでいってしまいました。次回は産卵だけを狙うのも面白そうです。

 

帰りはスーパーに寄って遅くなった昼ごはん。2人で豪華なお弁当を食べて帰るのでした。

 

5/7/2017・和歌山県にて

5/4~5/2017・GWは家族で白馬の春景色を楽しみました

今年もやってきたゴールデンウィーク。6日の天気が今ひとつな予報だったので4日と5日で白馬に行ってきました。家族みんなでの旅行です。

気持ちいい朝の安曇野を走り抜け、午前遅めに白馬へ到着したのですが、すでにギフチョウは活発に飛びつづけて撮影できるような状態ではなかったです。この日は思い出の場所をいろいろ回りながら各地でいつもお世話になっている方々に出会い、久しぶりのご挨拶と情報入手。とても楽しい時間でした。


お昼は白馬駅近くのそば屋さんで大盛りのざるそばを。お腹いっぱいになったあと、さいごにヒメギフチョウを見に行ったのですが、ほとんどの方が撮影を終えて戻られた後で、残っておられた方に「少し前にカタクリとのいいシーンがあったよ」と聞いて、むちゃくちゃショックをうけました。

 

そんなこんなで初日はまったく蝶の撮影ができなかったので、風景写真で濁します。

 

白馬ではカタクリの花が見ごろを迎えていました。

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日陰のところに咲いていた花がやさしい光を受けて美しかったです。

 

快晴だったので、まともに見たことがなかったジャンプ台にも寄ってみました。

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よくあんな高いところからジャンプできるもんです。

 

飯森の駅。ワクワクするような文字が並びます。

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電車には乗ったことがないので、一度経験してみるのも面白そうです。

 

この駅ちかくの風景も素敵です。

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美しい景色に癒されました。

 

この日は旅館に宿泊し、温泉に浸かってぐっすり就寝。
翌朝早くにチェックアウトし出発です。

 

今日は5日、こどもの日なのでこいのぼりの風景を。

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ここは定番スポットですね。

 

さあ蝶あそびの開始。朝からまずはヒメギフチョウの舞う場所を転々と。

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少しですが、カタクリでの吸蜜を見ることができました。

 

各地の皆さんとお別れして、今度はギフチョウを狙います。

 

散歩中に桜の花にきていたギフチョウを発見。

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思いがけずいいシーンが撮れました。

 

カタクリギフチョウですが、昼過ぎになってやっと出会うことができました。

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イエローバンドではなかったですが、今年も撮ることができました。

 

あちこち歩いたのですが、残念ながらイエローバンドには出会えず。そろそろ帰る時間となりました。

 

いつもの風景も午後に見ると西日がまぶしいです。

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春の白馬はまた来年です。

 

小谷の道の駅で夕食とお風呂。

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なんやかんや結局遅くまで過ごしてしまいました。

 

今回の白馬、各地でたくさんの方にお会いすることができて良かったです。お世話になりありがとうございました。旅館では東京から来ていたご家族の方とのお話がはずんだのも楽しかったです。

 

たくさんの思い出とともにあっという間の白馬旅行でした。

 

5/4~5/2017・白馬村〜小谷村(長野県)にて

4/29~30/2017・ヒメギフチョウに会いに信州へ出かけてきました

まつみです。こちらではすっかり初夏の装いとなりました。だいぶと更新が遅れましたが進めていきたいと思います。

 

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あっという間に4月ももうすぐ終わり。今年も信州へ出かける時期がやってきました。昨年はギフチョウの発生がものすごく早かったけれど、今年は雪が多かったのか例年どおりかやや遅めになっているもようです。

 

ギフチョウは翌週に楽しむことにして、この週はヒメギフチョウがお目当てです。ちょっと出発が遅くなってしまい白馬へ到着したのは昼前。着いたときには日ざしがあってヒメギフの飛んでいる姿が見えたと思いきや、急に雲行きが怪しくなり、雷がしたかと思えば一気に雨になってしまいました。これではどうにもなりません。

 

暇つぶしに道の駅へ移動、しばらく試食をしながら雨宿りするも一向に天気が回復せず。仕方なく明日のために濡れながらカタクリの状況を下見し、八方の温泉につかってとんでもなく早く寝るという、まあなんとも悲しい初日となりました。

 

早く寝ると目が覚めるのも早いわけで、しかも今日は天気が快晴になるという予報でドキドキしてもう寝てなんかいられません。朝から白馬の景色を見に出発です。

 

早朝から青空の広がる白馬村です。

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丘の上から見える山々が素晴らしいです。

 

いい時間になってきたので、前日に下見しておいた、カタクリが最もキレイに咲いていた小谷村へ移動です。

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ここでヒメギフチョウが来るのを待つことにします。

 

しばらくすると待望のヒメギフが舞い降りてきました。

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嬉しいメスでした。

 

食草であるウスバサイシンの葉を脚で確かめるように飛ぶ姿…これは産卵するに違いないと遠くから見つめていると…

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周囲をしばらく飛んだあと、小さめの葉に産卵を始めました。まずは遠くから望遠でじっくり。

 

しばらく産卵をつづけていたので、ゆっくりと距離を近づけて広角でも撮影。

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カタクリ咲く林床で産卵する様子が撮れました。

 

ここではオスの姿が見当たらなかったので場所を変え、さらにヒメギフチョウを追いかけます。

 

今度は林道の斜面に咲くカタクリでの吸蜜です。

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なんとかオスも撮ることができました。

 

翌日は仕事があるので、少し早めの昼過ぎに撤収です。初日は雨でいい成果がなかったけれど、翌日はいい天気に恵まれ、産卵と吸蜜のシーンが撮れて安心して帰るのでした。

 

本日現地でお会いできました方々にはお世話になりありがとうございました。

 

4/29~30/2017・白馬村〜小谷村(長野県)にて
写真はすべて4/30撮影