今週も越冬蝶の観察です。
まずは先月見つけたムラサキツバメの越冬集団を見にいきましたが……
なんと太い枝ごと切られて集団は消滅。正直こんな結末になるとは思ってもみませんでした。どこかで生き延びていることを願って。
しかしそんなに枝打ちが必要なんでしょうかね。
しかたなく周辺をぶらぶら。
日ざしが出て気温があがってくると出会えて安心。しばらくは低めの葉でのんびりしていましたが、翅を広げたあと樹上に勢いよく飛び上がっていきました。
公園への移動中、散歩道にムラサキシジミの姿。
大きく翅を全開していました。この時期見られるのはメスが多いです。
色づいたナラの葉?で何かを吸うムラサキツバメ。
この光景は先月も見たのですが、午前10時頃になるとやってきます。朝の食事かな?
薄暗い歩道にはウラギンシジミの越冬。
カシの葉裏でおとなしく。この日はツバキの葉など、2頭で集まっているのをよく見ました。
さてすっかり日ざしが強くなり、多くのムラサキツバメやシジミが樹の周りを飛ぶように。たまに地面にも降りてくるのですが、気温が高すぎるのか元気に飛び去ります。
昼過ぎになるとねぐらに戻ろうと飛んでいる姿とともに集団が見つかりました。
ムラサキシジミの越冬は葉の枯れた部分が必ずといっていいほどあります。いつ見てもムラサキツバメよりも上手に越冬しているように思います。
この日は歩くと汗が出てくるほどの暖かさ。
クロコノマチョウも多く出てきてました。
ほかにもモンキチョウやウラナミシジミ、テングチョウなど飛んでいるのを見かけた小春日和の1日でした。
12/5/2020・大阪にて