蒜山の道の駅で翌日を迎えたあと、簡単に朝食をすませ大山に移動です。
まずは大山のヒメシジミに会うため、高原に向かいました。岡山のヒメシジミと何が違うのかと言われそうですが、蝶は見た目だけじゃないと答えておきましょう。
ブヨの多さにかなり難儀しましたが、大山をバックにヒメシジミを撮ることができました。
さあ、いよいよゼフィルスに会うべく横手道へ進みます。
途中、葉に止まるジョウザンミドリシジミを発見。
曇り空のおかげで、美しい色が楽しめました。
大山のジョウザンミドリはすごく数が多いですね。
ちょっとした日だまりのような空間があればすぐに出会えます。でも逆に多すぎると飛びまくってしまうので撮影は大変です。
大山の横手道、ここを歩くのがほんとに好きです。
森の色や匂い、自然に満ちあふれていて、気持ちが安らぎます。
林道を歩いていると、卍の解けたジョウザンが降りてきて笹の葉に止まりました。
でも止まるのはほとんど数秒程度。すぐに他のオスめがけて飛び立ちます。
雨が降りそうなくらいの曇り空になっても活発さは止まりません。
思えば笹の葉に止まるシーンもだんだんと貴重になってきた気がします。兵庫や京都では鹿の食害で新鮮な笹はほとんど見られなくなりました。
今回かなり期待していたアイノミドリは飛んでいる姿を見られただけ。アイノの方が少し時期がずれるのでしょうかね。ここにきてやっと雨が降り始めたのでヒメシジミの写真を撮りに戻ることにしました。
帰り道、ウスイロオナガシジミにばったり。
濡れた葉とゼフィルスは梅雨らしく撮れていいもんです。
道路沿いに咲くアジサイの花。
散歩しながらたくさんの写真が撮れました。
このあと車まで戻ってヒメシジミの高原に向かったんですが、なんと雨どころか青空になってしまい暑いのなんの。この週末、結局雨とヒメシジミの写真はまったく撮れずに終わってしまいました。
でもここ大山ではたくさんの蝶にあそべました。帰りは海を眺めながら東へ走り、鳥取道経由で戻りました。
7/2/2017・大山(鳥取県)にて