さあ日曜は朝から但馬です。前日はどこに居たのかと思うほどの移動っぷりですね。もはや遊ぶというより狂うという表現がふさわしくなってきました。おかげで体はふらふらです。
まず朝から草原のオオミドリシジミ。前日の美しい姿がSNSへアップされてるのを団長さん経由で見てたので期待いっぱいです。しばらく待ってるとほぼいつもの時間どおりにオオミドリが現れてテリを張るようになりました。嬉しい時間の始まりです!
しばらく飛び回ったあと、見晴らしのいい草地に降り立ちました。
まずは裏面から。ある意味貴重な姿です。
活発になってしまうとほとんど撮れなくなるので裏面は早めに撮影しておくに限ります。撮り忘れもなくなりますし。
日ざしが出てくると、ゆっくり翅を開き始めました。
やわらかな輝きとでもいうのでしょうか、淡い色合いがオオミドリらしくてたまりません。まずはじっくりとこの目で楽しみ、そしてシャッターを押しました。
このオオミドリシジミは翅が薄いというか鱗粉がすぐに落ちるというか、なんかそんな感じがするので、新鮮な輝きはほんのわずかな一瞬しかないように思います。
この日は時期が割と合ったようで、すごく美しい姿が楽しめました。
翅の輝き具合を確認しながら少しづつ角度をかえて撮影します。
控えめに輝くかっこいい姿が撮れました。
とある事情でJAFの救助から戻ってこられた団長さんも合流され一緒にオオミドリを楽しみました。
いい時間になると、あちこちで卍飛翔も見られ、飽きることのない光景でいっぱいとなりました。卍が解けると、たいていどちらかが下草に止まります。この時を狙って撮影するのですが、すぐに他のオスを追いかけて飛んでしまうことも多く、やきもきすることしばしば。これも楽しいひとときです。
この日のベストショットといえばこれかな。
ゼフィルスらしい雰囲気で撮影できました。やっぱり下草で撮るよりは嬉しいです。
こちらを向いてくれると輝きがアップしますね。
今年も美しい姿を楽しめました。
前日は大勢の方で賑わった場所でしたが、十分に満足されたのでしょう、この日は撮影者が少なくてゆっくりとできました。
天気もよく、満足いく時間が過ごせたのでさらに場所を移動したのですが、メスアカミドリが遠くに止まる姿を見れただけでほとんどいい成果がなく、午後からのキマルリ撮影に切り替えるのでした。
6/12/2016 但馬(兵庫県)にて