そろそろゼフィルスの顔ぶれが増えてもいいだろうと、再び信州へ出かけてきました。お目当ては前回撮れなかったアイノミドリとジョウザンミドリ、そしてエゾミドリです。
実は少し前から時差出勤を始めているので帰宅が夜遅く。帰ってからすぐに信州へ行くのは大変ですが、ゼフィルスの時期はあっという間に過ぎてしまうので、早めに準備をして出かけました。
なんとか朝方に現地到着。すでに早起きのジョウザンが卍飛翔を始めていました。卍が解けると葉の上でテリを張るのですが、舞ってる数が多いせいですぐに飛びかかってしまい、なかなか撮影できません。
1つだけ新鮮個体が混じっているのがわかったので、それだけを狙ってシャッターを押します。
少ないながら撮れました。朝早いうちは翅がブルーに輝くことがほとんどです。これはおそらく太陽光の色温度や入射角によるものなんじゃないかと思ってます。
時間とともにブルーからグリーンに輝くようになりました。
この日は朝からずっと曇り空だったので、活動時間が長く続いているおかげでしょう。今までずっとイメージしていたジョウザンの色合いに初めて撮れて大満足!昼に近づくほど緑色になるという私の持論を決定づける出来事でした。
ここまででジョウザンはいい成果がありましたが、期待していたアイノミドリは現れずでした。
昼になって活動が止まってきたので、あたりをうろうろ。
なんとコンクリートで吸水しているジョウザンを見つけました。たぶん活動時間以外の過ごし方なんでしょう。
昼になりメスアカがやってくるのを待っていると、さっそく飛んできて翅を広げました。
姿を見てびっくり!なんと待望のアイノミドリでした。ものすごく新鮮な金緑色に大興奮。朝のゼフィルスと思っていたのに、どうしてでしょう?寝坊?やっぱり昼頃だと簡単にこの色に見えるんだと確信しました。
午後を過ぎてからはメスアカを堪能。
先週とほぼ同じ葉、よほどのお気に入りの場所なんでしょうね。ただ、先週見た個体とは違っていました。輝きが強かったです。
乗鞍から移動してこられた方々と一緒に楽しみました。
このあと、エゾミドリの活動が始まりましたが、いい場所へ止まることがなく終わってしまいました。ちょっと環境が変わってしまったような気がします。回復することを願って本日のゼフあそびは終了です。
翌日もどこかへ行こうと思いましたが、もういいかなっと戻ることにしました。
7/13/2019・長野県にて