土曜は久しぶりにO氏と蝶あそびに出かけてきました。場所は南アルプス、お目当ては三日月のオレンジです。
ちなみに三日月というのは、オレンジ色のなかにある小さな紋が細い三日月になっているもので、南アルプスのオレンジの特徴です。一方、北アルプスのオレンジは丸っこい紋になっています。長い時間をかけて分かれたのかと思うと、ロマンを感じずにはいられません。
はじめの1つに出会うまでの期待と不安、待ち続けてやっと出会えたときの安堵、せっかくの瞬間に間に合わなかったときの悔しさと焦り、やっと撮影できたときの達成感…さまざまな感情を友人と共有しながら、オレンジとの少ないチャンスをめいっぱい追いかけました。
ハタザオでの吸蜜を順光と逆光で。どちらも美しくて感動しました。三日月の紋もしっかり残すことができました。
場所を変えた先、昼ごろには産卵も見られ、友人と2人だけで追いかけた時間はほんとにいい思い出になりました。
飛び立ったあとに、白い卵が確認できました。
このあと、スミレでの吸蜜にも出会えました。
オスメスともに撮ることができました。
広大な南アルプスの山々を見ながら、冷たい天然水、林道わきに咲く花々を楽しむことができたのも良かったです。
南アルプスといえば、シナノコザクラ・ホテイラン・ムシトリスミレが有名ですね。
帰りは少し早めに切り上げて寄り道。
ミヤマシジミの美しい姿をおみやげにして、大阪へ戻りました。
6/1/2019・長野県にて