5月も末になるとゼフィルスやクモツキの便りが多く届くようになりました。
じゃあ自分はどっちも満たすべく、オレンジのゼフィルスにしようと突発的に思いついて出かけました。天気予報では暑くなるということだったので、早朝から現地入りです。
ウバメガシの森に到着するや、すぐに出会えました。
今回のウラナミアカシジミは、クヌギなどの落葉樹を食樹にしている各地のウラナミアカシジミと違って、常緑樹のウバメガシを食樹にしている亜種で、キナンウラナミアカシジミという名前で呼ばれたりしています。
さて、少し歩いて良さそうなポイントへ到着です。日の当たりだした枝を長竿で揺らすとオレンジ色がちらちら。ほとんどが上へ上へと飛んでしまいますが、たまに下草に降りてくることがあります。
そのときだけは近づいての撮影もできました。
運良く、食樹のウバメガシとコラボもできました。
遠かったので望遠を使っての撮影。光もいい感じで、かなりのお気に入りが撮れました。せっかくのキナンウラナミアカシジミということで、ウバメガシと撮れると嬉しいものです。
暑くなってからは、日陰で見かけることが多くなりました。
手をのばして広角でも撮影できました。
この日は新鮮な姿を少しですがいくつか見ることができ、いい写真がいっぱい撮れたこともあって早めに帰ることにしました。
今回は静止のみのシーンだけだったので、次に行く機会があったらもっといろいろな生態シーンも撮ってみたくなりました。また朝だけでなく夕暮れにも訪れてみたいと思いました。
5/26/2019・紀伊半島にて