わが家の夏休み、今回は日帰りで開田高原へ行ってきました。目的はトウモロコシとそば、ソフトクリームです。(本当のことをいうと、私は西方面が気になってたりするのですが…ま、この話はやめときましょう。)
とくに渋滞もなく無事に到着。まずは旬の蝶に会いに行くため、標高を上げていきます。さっそくコンクリートの壁に止まるキベリタテハを発見です。喜んでこれから撮影というところでバイクが通って飛んでしまったのはかなりショックでしたが、しばらく待ってなんとか姿だけは撮ることができました。
キベリタテハはいつまでたっても信州の憧れです。すごく美しい姿に興奮しました。
ストロボを使ってみると、翅の色がより強調されました。
翅の裏も素晴らしいです。力強く滑空する姿は一度みると記憶に鮮明に残ること間違いありません。
いつものように地面止まりばかりでしたが、ひとまず撮影はできて幸先いいスタートです。
でも調子の良さはここまで。どんどん雲が厚くなり気温がみるみる下がってきました。涼しいのは気持ちいいですが、肌寒いとこまでいくと困ります。
蝶もエルタテハをかろうじて見たものの、クジャクチョウやアサギマダラの姿はまったくなし… 仕方なく天気が回復するかわからない草原を歩いてみることに。
たくさんの花が咲いていたのでちょっと撮影。
ここではクガイソウもまだまだ見頃です。
マツムシソウも多く咲いてました。雰囲気がどことなくコスモスに似ているような。
蝶がいないとやっぱり寂しいです。
結局、雲が抜けるどころか雨が落ちてきてしまい、蝶あそびはおしまいとなりました。
それからの時間は雨やどりしながらお茶をして、蕎麦とトウモロコシで昼食。アイスクリーム工房は雨で行き場を失ったかのような人の混みように断念し、木曽路の道の駅やスーパーに寄ったりしました。
その頃には雨もやんだので、温泉につかって夜は花火大会を楽しんだあと、帰り道に夜空を眺め、流れ星に歓声をあげるのでした。
今回は朝のキベリタテハに救われた信州ドライブでした。キベリタテハは出会うだけならまあまあ簡単ですが、いいシーンを撮影するとなると話は別。いったいいつになったら満足いく絵が撮れるのでしょうかね。夏の信州への挑戦はこれからも続きそうです。
8/13/2018・長野県にて