夏休みが終わって数日だけ出勤したあと、またまた信州へ向けて出かけました。今週末は夏のヤマキチョウとベニヒカゲ、そしてまだ今シーズンしっかり撮れていないクジャクチョウやキベリタテハがお目当てです。
金曜の夜から出発、順調に名阪国道を走っていると家族から中央道の瑞浪と恵那インター間が土砂災害のために通行止めとの連絡。案の定、下道の国道19号が迂回のトラックで大渋滞。ちょっと心配しましたが次の中津川インターから乗り込み待ち合わせ場所には無事に到着できました。
この週末は心強い蝶友さんにがっつりお世話になり、各地を案内いただく予定です。
待ち合わせ場所でちょっとの仮眠のつもりがけっこう深く寝入ったみたいで、車内で寝ているところを揺すって起こしてもらい、さっそくヤマキチョウがいるという草地へ向かいました。
まずは花いっぱいの草むらで出会える蝶たちを撮影していきます。
まずはシータテハを見かけました。深く切り込んだ翅が渋くていいですね。樹皮に似せた裏面の模様、しかも苔やカビっぽくなった青黒い色合いまで忠実に再現されているのが素晴らしいです。
CなのかLなのかは微妙なところですが、白いマークも見ることができました。
翅を開くと表は鮮やかなオレンジ色。キタテハにも似てますが、信州ならではということでシーの方が魅力的に感じてしまいます。
ヤマキチョウが出てくるまでの間、たっぷり楽しませてくれました。
続いて現れた黒い姿…ついにクジャクチョウです!
夏休みに会えなかったので嬉しすぎです。クジャクチョウでここまで喜ぶようになってしまったのは正直アレですけど、でも素直に嬉しかったです。
黒といっても細かな模様があってよく見ると深いです。
翅を広げたときの鮮やかな赤が眩しすぎます。
ほんとに美しい蝶ですね。久しぶりの吸蜜撮影で緊張しました。やさしく撮れてよかったです。もうこの場所が好きになっちゃいました。
このあとキベリタテハを目撃するも、上空を舞う姿をうらやましく眺めるだけで撮影できず。一方お目当てのヤマキチョウにはなんとか昼から出会えて撮影。ヤマキは次回に紹介するとして、おもいきり楽しめたので場所を移動したのですが、ここでもクジャクチョウに会うことができました。
この場所ではあちこちでクジャクチョウを見ることができ、安心しました。
やっぱりクジャクチョウは花が似合います。過去よく撮影してきた花との吸蜜シーンだったので懐かしかったです。
時間がなくてさいごは少しバタバタぎみ。
初めての場所だったので、またゆっくりとクジャクチョウあそびに訪れたいです。
さあ次回はお目当てヤマキチョウとまいりましょう。
8/19/2017・長野県各地にて