蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

4/23/2017・飛騨のギフチョウはたった1つのメスに救われました

前日は長男と奈良のギフチョウを楽しんだので、翌日は少し遠出してみました。天気や気温、蝶友たちの情報を参考に、岐阜県の飛騨に行くことにしました。飛騨ギフ…う〜ん、なんていい響きでしょう。

 

飛騨のギフチョウといえば、去年はカタクリでの吸蜜がろくに撮れなかった思い出があり、今年こそは撮りたいもの。現地につくと風が少し強かったけれど、快晴で気温もそんなに低くなく確実に出会えそうな予感。

 

しばらくすると越冬明けのスジボソヤマキチョウが飛び出してエンゴサクの花に来たのでギフチョウ待ちの暇つぶし。

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厳しい冬を乗り越えたものだけが味わえる花の蜜はきっと格別なことでしょう。シミがついて色あせた翅も印象的でした。

 

しかし待てどギフチョウが現れないので、いったん場所を変えて別の林道歩き。

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ルリシジミがちらちら。枯葉に舞い降りた白い翅がいっそう鮮やかに見えました。

 

今度は翅がややくすんだスギタニルリシジミ。

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こちらは立派なスプリングエフェメラル。葉の上に止まったので翅を広げるのかと思ったけど、そんなに甘くはなかったです。ちなみに翅の表もややくすんだブルーをしています。

 

そんなことをしているうちにも、どんどん時間だけが過ぎていき…どこへいってもギフチョウの姿は皆無。時期が早かったのかと思って最初の場所へ戻ってみると、なんと目の前にギフチョウがいるのを長男が発見〜しかもメスじゃないですか!

 

むちゃくちゃ新鮮な姿に大興奮です。

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羽化したてと思うほどの姿にみとれました。

 

ちょっと飛んでは止まってを繰り返して…!

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憧れ飛騨ギフのカタクリ吸蜜が撮れました。ほんの一瞬の出来事でピントばっちりとはいかなかったのがすごく悔しいです。

 

結局カタクリで吸蜜したのはこの1回だけ。強い風に吹かれて舞い上がり、何度か姿を目撃するも、撮影できないまま見失ってしまうのでした。

この日はかなりあぶなかったですが、なんとか飛騨のギフチョウが撮れて良かったです。長男が見つけていなければ完全に出会いすらなく終わっていたでしょう。いい仕事したなーと長男に感謝の1日でした。

 

例年と比べて全体的に発生が遅れているギフチョウですが、雪の多い地域ではそれがさらに顕著であるように思いました。しかしオスを全く見なかったのに対して、羽化したてのような鮮度のいいメスに会えたということは、前に発生していたオスが居なくなってしまった可能性も考えられます。自然の成り行きであればいいのですが…少し心配になりました。

 

4/23/2017・飛騨地方(岐阜県)にて