蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

4/22/2017・葛城山でギフチョウの産卵シーンが楽しめました(葛城山のギフチョウ-後半)

まつみです。今になって気づいたのですが、スマホを新しくしたのでメールアドレスが変わってます。お伝えするのが遅れてしまってすみません。家のメールについては問題なくつながりますので、何かありましたらそちらにお願いします。スマホからもちゃんと確認できるのでご安心ください。

 

さてと、大和葛城山ギフチョウをつづけます。

 

せっかくなのでギフチョウの前にコツバメを。
コツバメも春にしか出会えないスプリングエフェメラルです。ギフチョウついでになりますが、今シーズン初めての出会いだったのでここぞとばかり写真を撮っておきました。

 

このコツバメ、カタクリを見てたときにどこからか飛んできて止まったものです。

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カタクリにコツバメ…ギフチョウよりも狙って撮れるものではないと思うのですが、やっぱり絵的にはギフチョウの美しさに遠く及びません。

 

でもコツバメっていいですね。よく見るととても美しい色合いをしていてモチベーション上がります。ま、春限定の蝶っていうだけで嬉しいです。

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しっかりストローを伸ばしているのですが、果たして蜜源に届いているのか…。なんとか吸蜜しようとしてるんでしょうかね〜ちょこちょこと動き回ってました。もしかしたら水分とか、蜜じゃないものを吸っているのかもしれません。

 

さあギフチョウの追っかけに戻りましょう。

 

本日のギフチョウ、オスは時期を過ぎたものも多くいましたが、まだまだ新鮮なものも少しは混じっている状況でした。雪溶けの差が影響したのか、鮮度にかなりばらつきがあるように思いました。

メスの方はおおむね新鮮。出てくる度に追いかけていると、アオイの葉をちょんちょんと脚で確かめるように飛ぶ個体を発見!

 

これはいいぞと距離を置き、遠くから産卵態勢に入るのを待っていると、待ちに待ったその瞬間です。

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小さな葉を選んで産み始めました。いくつか産んだことを確認してから、ゆっくりと近づき驚かさないようそっと撮影しました。

 

しばらく産卵したあと、翅を大きく広げて飛び立ちました。

この辺りでもたまに鹿をみるので、卵が葉っぱごと食べられることがなければいいなと思いました。来年も美しい姿に出会えることを願うばかりです。

 

余裕もできて辺りを歩いていると、またしても産卵しようとするメスを発見し、本日2度目の産卵です。

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模様が違うことから別のメスだとわかります。卵を写したかったので、ちょっとだけ失礼してストロボをたかせてもらいました。

 

長時間の産卵だったので、広角にして風景をいれてみました。

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念願だった生息環境を入れての産卵シーンが撮れました。

 

長男もたくさん写真が撮れて満足なようす?
下山の時間も考えないといけないのでここで終了です。

 

葛城山の午後。朝に撮った場所と同じです。

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朝はかすんでましたが、午後は青空が広がってはっきりと奈良の平野が見えました。

 

このあと帰りは少し早めに歩き、1時間半ほどで水越峠まで戻ることができました。

 

家からもっとも近い場所で出会える葛城山ギフチョウカタクリへの吸蜜だけでなく念願の産卵シーンが撮れていい1日になりました。また来年も訪れたいものです。

 

4/22/2017・大和葛城山奈良県)にて