信州が面白い時期を迎えたので行こうか迷ったのですが、まだまだ関西を楽しみきれてなかったので、この週はひとまずやめました。今回もまたいつもの恩原高原に行こうとしたんですが、クロシジミが多く出てるよってのを仲間から教えていただいたので朝のうちに寄り道し、まずは但馬へ行くことにしました。
早朝の静かな高原、カッコウの声が霧のなか深く響きます。前日は雨が降ってたはずで草むらはびしょびしょ。濡れるのを覚悟して踏み入ると、さっそく足元にクロシジミが止まっているのを見つけました。
翅がとがってるのでオスですね。久しぶりの出会いでした。
今度はメスも見つかりました。大きくて丸みのある翅が見ごたえあります。個人的にクロシジミはメスの方が好きです。何となくですけどね。
さあ少しづつ草原に光が当たってきました。
日ざしが強く当たると、待ってたとばかりにあちこちでオスが翅を開き始めました。
紫っぽく輝く、なんともいえない色あいです。ちょっと光が強くなりすぎてうまく撮れませんでした。もう少し明るい曇り空だったら良かったかな。
メスの表も撮っておきたかったんですが、こちらも日ざしが強くてうまく撮れず。快晴も悩みものです…
あまりゆっくりしていると恩原のゼフィルスに間に合わなくなるので、但馬のクロシジミはここまで。今年は割とたくさん出会えることができたので安心しました。
クロシジミついでに出会えたダイミョウセセリ。
白いリングは関西の証ですね。こっちの方がしっくりくる姿です。
濡れた深い草むらを歩いたせいで腰から下はびしょ濡れ。長靴を脱ぎ、岡山に向けてちょっと休憩していると、顔見知りの方が通りすぎていきました。そういや今日はハチ高原のウスイロヒョウモンモドキの観察会があるので、その前に寄ってきたのかな〜なんて思いつつ、こちらは恩原高原へ場所を移動するのでありました。
7/10/2016 但馬(兵庫県)にて