まつみです。すっかりゼフィルスの季節になりました。皆さんの成果はいかがでしょうか?
多くの方からお誘いやお尋ねメールを頂いてますが、まともに返せてなくてすみません。できるだけ早めに返事していきますのでご勘弁を〜。
***************
さて、この週末は昨年に引き続きチョウセンアカシジミに再び挑戦してきました。チョウセンだけに挑戦ってことに書いてて気づきましたが、面白くもなんともないですね。失礼しました。
えーと、前年は訪れる時期が遅く、すでに傷んだ姿ばっかりだったので、今年こそはと時期を早めてみました。
今回の再訪、2人で行ったんですが、お相手はなんと週末がさがさ団の団長さんでした。団長さんは蝶に限らずあらゆるいきものを求め全国を駆け巡るパワフルな方なのはもうこちらからあえて説明するまでもないですが、彼のおかげで今回の計画が実行に移ったのは言うまでもありません。ひとりで行くにはさすがに体力的にキツいので、団長さんの手助けがどうしても必要だったんですよね。メールでお願いしてみたところ、快くご一緒にしていただけることになりました。どうもありがとうございました。
自分が助手席で頭をぐらんぐらんしてる間にもほとんど休憩なしのぶっとおし運転、どこにそんな無限のパワーがあるのか、、私にはとうていマネできるものではありません。そんな団長さんの強力な運転のおかげで翌朝には余裕で現地に到着できました。
とりあえずは前回と同じコースを順にまわっていくことにしました。
トネリコの枝をぽんと叩くとぶわっと出てきます。安定の発生です。しかしどうしたことか、鮮度が良くありません。時期を早めてきたつもりだったのですが、今年はそれをも凌ぐ勢いで季節の進みが早かったようです…またやってしまいました。
このチョウセンアカシジミは一気に羽化してくると聞いているのですが、つまり鮮度の差がほとんどないんですよね。言い換えれば、全部新鮮か、または全部スレか、みたいな。またもや後者だったようです。オスの新鮮な姿を撮影したかっただけにさすがにショックでした。発生地を変えたらチャンスあるかなとかすかに期待もしたのですが、トネリコの幹には卵まで見つけてしまったので間違いなく時期は遅かったです。
それでも前回よりかはかなりマシだったので、少しでも鮮度のいい姿を探しては撮影しました。
チョウアカには農地のトネリコで出会えます。しかもいっぱい。
草刈り作業してる方に許可をいただいての撮影でした。
トネリコの樹からほとんど離れることがないので、飛ばしてもすぐに戻ってきます。
大きいので見ごたえたっぷり。
チョウアカは発生さえしてればゼフィルスのなかでも撮影自体はとても簡単だと思います。
いくつかのポイントを回ったあと、ウラキンシジミが混じってた場所に戻って粘ることに。せっかくなのでウラキンもしっかり撮りたかったですが、満足な絵にすることができませんでした。
この日は暑く、もうバテバテ。
同じような写真ばかりになってしまいましたが、今年も楽しめました。
いい時間になったので場所を変えることに。
お次は、これも昨年と同様のコース、アサマシジミに会うべく長野県に向かいました。
6/11/2016 新潟県にて
このブログを見てチョウアカ撮影に行きたくなった方もいると思うので一言だけ。
ここに限らず、蝶の撮影場所は私有地であることがほとんどのため、現地の方との挨拶は基本でしょう。 そのうえで蝶の撮影をしたいことをしっかり伝え、気持ちよく撮影させていただけるように心がけたいものです。でないと立ち入り禁止にされたりと結局自分たちの首がしまることになるかもしれません。