まつみです。今回はギフチョウの合間をぬってヒメギフチョウも見てきました。今年は暖冬の影響なのか雪が少なかったこともあってヒメギフはすっかり最盛期を迎えていました。
土曜は暑いくらいの日ざしになってしまい、飛びまくってほとんど撮影できない状況。日曜は一転して曇りでひんやりのなか、ほんのたまに出てくる日ざしとともに降りてくるのをいくつか撮影できた程度。新鮮な姿もわずかには居たんですが、多くは時期をすぎた姿という厳しい週末でした。
カタクリ、ヒメギフともに傷みが見えてます。こんなはずじゃなかったんですがね。
美しい春はほんと一瞬で過ぎ去っていきます。
林床でばたばたする姿に目をやると、なんと交尾してました。
このカップル、メスが翅をぶるぶる震わせてるだけで、それ以外まったく動きません。結局こんなシーンしか撮れませんでした。
しかしオスのなんとも言いがたい姿よ、、
ギフチョウとかの交尾を見てるとオスが気の毒なことになってることが多いような気が。懸命に子孫を残そうとする姿を見ることができました。
辺りをゆっくりと飛ぶメスを見ていると、ウスバサイシンの葉を見つけて産卵を始めました。
ウスバサイシンの葉は大きいので、産卵は割と撮りやすい方だと思います。また来年、美しく舞う姿を見せてほしいものです。
今シーズンの白馬、ヒメギフチョウとしてはこの週が撮り頃だったような気がします。その割にあまりいい写真が撮れなかったのは、腕と引きがないという証ですね。
翌日は仕事なので、白馬の道の駅でみやげをいくつか買って、高速道路を多めに使って帰るのでした。
白馬でお会いできました皆さん、どうもお世話になりました。また近いうちに会えると思います~(笑)。
4/23~4/24/2016 白馬村(長野県)にて
写真はすべて4/24撮影