福井で撮影したあとは、富山へ向かうべくご夫妻の後をくっついていきます。
北陸道から見えるこんもりした山々や日本海の景色はいいもんですね。「あーこの山の上には今頃ギフチョウ舞ってるやろなぁ。」なんて癒されながらのドライブでした。さらに遠くに見える雪山がすごく美しかったです。おそらく高山とかも見えてたんでしょう。詳しく知らないのがもったいないくらいの景色でした。
途中、石川県のサービスエリアに寄って昼ごはんしました。おにぎりやデザートのシュークリームなど。ついでに白えびのお菓子や職場用のクッキーなどのみやげものを入手しときました。ここの売り場には柴田理恵さんに似た方がいたのですが、話がまたおじょうずで、まんまとお土産を追加させられてしまいました。ちなみに柴田さんは富山出身ですよね。
だいぶ走ったのでガソリンが無くなってはきたけど、高速道路のスタンドは高いし、下道に降りてからにしようと思ってスルーしたら、意外にも早くにランプ点灯!このときばかりは少しだけでも入れといた方が良かったと反省。いつまでもつのかドキドキしながら走行し、なんとかインターを降りてすぐにガソリンスタンドへ駆け込むという余計なスリルを味わいました。みなさん、燃料は早めに補給しましょう。
そんなこんなで無事に?ポイント到着です。
着いた場所は聞いてたとおりカタクリの花が多くて感動しました。林道わきや日だまりにはけっこうな数。今までもカタクリの花はあちこちで見てきましたが、こんなに多いのは信州くらい。しかも花の色がかなり濃くて最高の気分です。
こんな場所が普通にあるなんて、さすが越中です。でも大阪からだと信州なみに遠いです。
さて、すでに昼もだいぶ過ぎてるので、何回かチャンスがあったらいいなくらいの気分だったのですが、この日はギフチョウがけっこう飛んできてくれたおかげで撮影も叶いました。
カタクリの楽園にギフチョウ、憧れていた光景に興奮しながらの撮影でした。富山のギフチョウ、初撮影です。
だいぶ日も傾いてきてましたが、カタクリとギフチョウの撮影チャンスは意外にありました。
ほぼほぼ思い描いていた光景を切り取ることができて喜びいっぱいです。
ギフチョウの撮影中、ミヤマセセリが居たと教えてもらいましたが、ちょっとそれっぽい姿を見ただけでチャンスはありませんでした。ギフチョウがいるといつもこんなものです。こうやって短い春のシーズンがあっという間に過ぎていってしまうのでしょう。はたして今年はツマキチョウやスギタニルリシジミに会えるのでしょうか。
そんな春の蝶たちは、多くのブログ仲間の写真から楽しませてもらっております。
さあカタクリ群落を舞うギフチョウも、日暮れとともにだんだんと樹上に上がっていきました。たまにアンコールに応えてくれるかのように、数回ほどすっと降りてきてくれるのを楽しみ、そして本日のギフチョウあそびを終えるのでした。
翌日、気温が上がったら樹上から降りてくるんでしょうね。
この日は妻や次男を置いて出かけてきたのでさすがに泊まるまではできない状況。お世話になったご夫妻とお別れして大阪まで戻るのでした。たくさんのご好意、どうもありがとうございました。長男もすごく喜んでおりました。
今回は福井だけでなく思いがけず富山のギフチョウまで楽しめ、いい北陸巡りができました。とくに富山の景色は素晴らしく、今後ハマりそうでこわいです。また周辺にもいい場所があることを知ったのは次回へつながる大きな収穫となりました。
さてと、ここまでくると石川のギフチョウも楽しみたいものです。どなたかゆっくりと撮影できる場所をご存じないでしょうか~?ぜひご連絡お待ちしています。
さあ、次はどこ行きましょう。
4/2/2016 富山県にて