大和川の斜面、モンキチョウの次に出会えたのはベニシジミでした。まぁモンシロチョウかベニシジミとちゃうのとお思いになられた貴方。はいその通りです。
前日の奈良ではまだ幼虫だったんですよねぇベニシジミ。いい天気とはいえ、さすがに翌日の大和川で成虫が見られるのは厳しいかなーと思ってたんですが、これが居たんですよね。ちらっと足元から飛び出したのを見つけたときはもうびっくりでした。
シジミチョウのかわいい姿、出会えてほんと嬉しかったです。
真っ白な縁どりの毛が美しすぎます。きっと羽化したばかりでしょう。
地面や石の上、白っぽい枯れ草などによく止まるのがこの頃のベニシジミです。
飛んでもよく似たところを好んで止まります。飛び方はちらちらというよりはそこそこにすばしっこい感じがします。また飛んでるときはオレンジ色よりもむしろ黒っぽく見えます。でもほかにこんな色した蝶がいないので、ベニシジミだってわかります。
タンポポにもよく来てくれたおかげで、吸蜜シーンも撮ることができました。
やさしい春のシーンが残せました。後翅に出てくるみず色のアクセントがいいもんです。でもやっぱり白い縁に勝るものはないような。だって鮮度の証ですもんね。
モンキチョウとベニシジミ、この日はほんとに幸運な蝶あそびができました。
- 恵まれた天気に
- 休みがとれて
- 出かけられる
この3つがすべて揃ったのが良かったです。
ほんとは朝からの用事がなければもっといいシーンに出会えたかもしれないですが、考えるとキリがないので、これは忘れることにしましょう。
さあ、2月ですでにモンキチョウやベニシジミを撮影できたので、3月のいい天気には里山へ出かけてルリタテハやヒオドシチョウなどの越冬明けの蝶を撮影してみようかと思います。こういう余裕があるってのは素晴らしいことです。
もしかしたら今年のギフチョウは早いかも?どうでしょうかね?
ちなみに、この時期はすべてギフチョウへの準備運動をかねてるのは言うまでもありません。