どうも、まつみです。
少しづつではあるけど確実に明るい時間が長くなってきてますね。それだけでも嬉しく思えてくるこの頃です。
さて、自分の蝶あそびをまとめて毎年1冊ペースでつくってる「蝶にあそぶフォトブック」ですが、2015年分をようやく仕上げることができました。
アプリを使って写真を型にはめ込んでいく…それだけの簡単な操作ではあるんですが、写真の選択はもちろん、蝶のサイズやバランスなど凝りだすとキリがありません。作ってからもしばらくすると気に入らなくなってやり直しすること数日。この期間のことを自分では「熟成」と呼んだりして可愛がってます。
でも最後はもういいやっ!って感じで発注ボタンをプチッとなってしまいます。買い物ボタンとかでもそうなんですが、あれって押すときすごく勇気がいるのは私だけでしょうか。
さあ発注すること数日、自宅に届くまでの速さにはいつも驚きです。さっそく開封してパラパラと。気にしてる色合いですが、控えめな感じで良かったです。
2015年のフォトブックはキマダラルリツバメで表紙を飾りました。
蝶の撮影を始めた時はキマルリをカメラで撮れるなんて思ってもみませんでした。これもお世話になった多くの方々のおかげだと感謝しています。
それにしてもこの時出会ったモデルさんは気まぐれでした。
いつものテリ張り時間よりもかなり早く、日が陰ったひとときにふいと姿を現したのを覚えています。しかし飛び去ってからは一度も戻ってくることがなかった不思議な夕暮れでした。
2015年はキマルリ巡りであちこち出かけました。直接の成果はほとんどなかったけど、いい下見ができたように思います。今年はどんな出会いができるのか楽しみです。
春の彩りを添えるギフチョウはフォトブックには欠かせません。
この日、現地に着いた時はまだ小雨パラパラ。諦めて帰るしかないと思っていた昼すぎに雨が止んで明るくなったのはまさに奇跡的と言えるかも。すると樹上から次々に舞い降りてくるという幸運に。しかもこの日、交尾シーンにも出会えていい思い出になりました。
一方、ゼフィルスの成果は良くなかったです。特に夏の信州では時期が読めず、深追いしてしまってツラいものがありました。今年も懲りずに同じ場所を訪れてみたいですがさてどうでしょう。
今回、特に気に入ってるのは秋のスジボソヤマキチョウです。
いつもの時期よりもだいぶ遅めに出かけたところ、翅に「しみ」ができていました。越冬することで翅にしみができると思っていただけに驚きました。
フォトブックは今回で6冊目。1冊目だけは数年分をまとめましたが、それ以降は毎年のペースで作ってます。
フォトブックの出来がいい年もあればそうでない年も。今回は使える写真を集めるのに苦労しました。
ちなみにこのフォトブック、今までApertureを使って作ってましたが、悲しいことにアップルがApertureの開発中止を発表したことで、いつまでフォトブックが注文できるか微妙…。
今後、発注できなくなったらLightroomへ移行しようかと思って、ちょこちょこ情報を集めてたりしています。
そんなこともあって、今の時代にしがみつけるよう新しいMacBook Proを買ってくるのでありました。おかげで今まで使ってたキヤノンの現像ソフトDPPも新しいバージョンで使えるようになり、新しいカメラを買ったとしても現像することができるようになりました。
ただ財布の中身が軽すぎて、新しいカメラを迎えるのはいつになることやらです。