蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

12/7/2019・師走のムラサキツバメ、越冬集団はまだ残っています

先月に見つけたマテバシイのムラサキツバメ集団ですが、その後の様子が気になったので朝の少しだけ確認に出かけました。

 

ポイントに向かいながらも、周囲のマテバシイを見ていくと、葉にスズメバチを発見です。

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じっとしていてもすごみがありますね。急に向かってきたらどうしようと思いながらの撮影でした。

 

先へ進むと、途中2つのムラサキツバメ越冬が見つかりました。

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ここでは久しぶりに見ました。やっと葉が大きくなってきたのでこれから先が楽しみな場所です。

 

さてポイントに到着。

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さっそく集団のいたところを見ると6つから8つに数を増やしていました。もっと大集団になっていることを期待してたのですが、ここまででしょうか。でも居てくれて良かったです。

 

広角レンズをさらにワイド側にして撮影しました。

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マテバシイと越冬集団の雰囲気が出たでしょうか。

 

翌週は蝶友さんを案内する予定なので、飛散してしまわないことを願って観察は終わり。頭のいい鳥たちに集団の居場所を察知されないよう、早めに離れました。

 

12/7/2019・大阪府にて

11/24/2019・今年もムラサキツバメの越冬集団を見つけることができました

前日の快晴とは違ってすっきりしない天気、今日ならムラサキツバメの越冬集団が落ち着いて見られるだろうと、いつもの観察コースを回りました。

 

多くの集団ではなかったものの、あちこちで見かけることができました。

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手の届くところに3つ。これがもっとも近くで見られる場所でした。

 

マテバシイの葉上には6つの集団。ここが撮影しやすそうです。

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今後の動きが楽しみです。

 

ムラサキシジミは2つまで。

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枯葉に隠れて、うまく溶け込めてますね。

 

だいたいの場所は確認できたので、次回はもう少し機材をもっていこうかな。やっと冬らしくなりました。

 

11/24/2019・大阪府にて

11/23/2019・快晴の雑木林、暗がりを舞う蝶を追いかけました

雨っぽい天気予報だったので越冬蝶の下見を考えてたのですが、急に晴れ予報になったのでタテハチョウが飛びそうな雑木林へ行き先を変えることにしました。晴れの日は違う蝶が見たいですからね。

お目当ては林道で翅を広げるルリタテハです。

 

しかし日ざしが思いのほか強く、気温も高すぎて幹から全く降りてこず。そこまで考えが及ばずで…今回は撮りたいシーンが難しいとあきらめ、林の中を歩くことにしました。

 

歩き始めるとさっそく足元からクロコノマチョウがぶわっと。予想通りの出会いです。

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いつも思うのですが、枯葉そっくり。ほんと忍者みたいな姿です。飛ばなければきっと見つけることができないでしょう。

 

暗がりではすごく渋い姿を見つけました。止まったことを確認し、ゆっくりと近づきます。

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まずは遠めから望遠で。

 

うまく近づけたようで、まったく動かず。

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おかげで撮影し放題でした。

 

いいチャンスとばかり、カメラを変えて広角でも撮影しました。

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広角だと蝶により近づく分、緊張感がありますね。

 

望遠レンズは大きくて重量もあるのでカメラもそこそこしっかりしてる方がバランス的に扱いやすいですが、広角の場合は軽くて小さなカメラの方が便利に使えるように思います。

このあと指を近づけてみると、さすがに飛んでってしまいました。

 

ややのっぺりした姿も発見。一つ一つ翅の模様がすごく違うのがこの蝶の魅力です。

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翅が破れてたので、何者かから逃げ延びたのかもしれません。

 

この日の林内はクロコノマチョウが多くて、たくさんの姿に出会えました。撮影も楽しめたので帰りにお店でみかんを買い、稲刈りの終わった田んぼを見ながら食べました。

もうすぐ本格的な冬が訪れます。今日出会ったクロコノマはどこで越冬するのでしょうか…

 

11/23/2019・奈良県にて

11/17/2019・体調不良の1日、秋の色づきと身近な顔ぶれを楽しみました

ここ数日の冷え込みでかぜをひいてしまいました。

のどが痛かったので、かぜ薬を飲んでおとなしく近場の公園へ出かけました。ほんとは大阪市内の公園に行きたかったのですが、無理は禁物ということで。

 

葉がだいぶ色づきました。

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絶景というほどにはないですが、今が一番見ごろなんじゃないでしょうか。

 

日だまりにはムラサキシジミが降りてくるようになりました。

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落ち葉の上に輝く青い翅、遠くからでもよくわかります。
秋らしい絵になりました。

 

家に帰ってお昼をすませたあと、散歩道のランタナで少し待ってみるとアゲハがやってきました。

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すごく新鮮なメスの姿にびっくりしました。来春を待てず羽化してしまったんでしょうかね。アゲハはきっと今年最後の出会いになりそうです。

 

日ざしが出て気温が上がるとまだまだたくさんの顔ぶれに出会えます。体調不良でしたが、秋の景色と蝶が楽しめて少しは治ったような気がしました。

 

 11/17/2019・大阪府にて

11/10/2019・越冬を前に蝶たちは元気に活動しています

家の植木鉢で育っていたヤマトシジミの幼虫ですが、どこかへ行ってしまったのか、見当たらなくなってしまいました。

 

さてこの日は原付でお隣の市へ。散歩道を歩くと、葉の陰にムラサキツバメを発見です。

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立冬を過ぎ、今年も早いもので身近な越冬蝶を追いかける季節になりました。

 

いつも観察している日だまりに向かうと、すでにムラサキシジミとムラサキツバメが活発に飛んでました。到着が遅かったようです。

 

葉に止まるとすぐに翅を広げます。

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まずはムラサキツバメ。オスの紫が渋く輝きます。

 

お次はムラサキシジミ

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この日はオスの姿?が目立ちました。

 

越冬に入る前、この時期の姿は新鮮なのが多いですね。美しい翅の表をたくさん見ることができました。ただ気温が高くなると、ほとんど翅を開けなくなるので、表の観察は朝のうちが良さそうです。

 

暑くなってきたので笹の多い暗がりに移動してみると、すぐにクロコノマチョウに出会えました。

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シダの葉に止まったところを撮影できました。

新しい望遠レンズの手振れ補正がどれくらい使えるか試しにシャッター速度を遅めてみたところ、相手がじっとしていれば焦点距離の1/10秒なら手持ちで撮れるんじゃないかといった印象でした。 

 

越冬蝶の観察は始まったばかり。これからもちょくちょく出かけようと思います。

 

11/10/2019・大阪府にて