蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

10/20,22/2019・ヤマトシジミが秋らしく色づいてきました

土だけ入れて玄関先に放置していた植木鉢。いつの間にかカタバミの葉が増え、食べ跡もできていることからヤマトシジミの幼虫が育っているようです。それくらいにヤマトシジミはありふれた顔といえるでしょう。

 

あたりでは飛んでいる姿も多く見かけるので、久しぶりにヤマトシジミの撮影に挑戦です。

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まずはオスから。運良くカタバミの花で吸蜜しているところが撮れました。青がだいぶ美しくなったと思います。

 

メスの翅にも青が現れるように。

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雰囲気よく撮れたかな。お気に入りになりました。

 

吸蜜を終えると、近くの葉に止まって翅を大きく広げました。

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後翅の色合いがいい感じに見えました。

 

2日後にもちょっと時間をつくって同じ場所へ。

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だいぶと白っぽくなったオスが見つかりました。晩秋を感じさせる色合いです。

 

久しぶりのヤマトシジミ、数も多くてチャンスもそれなりにあったのですが、近ごろ大きめの蝶ばかり追いかけていたので、近づいての吸蜜シーンにしばらく苦戦しました。

 

これから先、オスは白っぽく、メスももっと青くなってきます。来週もこの場所でヤマトシジミを追いかけようと決めるのでした。

 

10/20,22/2019・大阪府にて

10/20/2019・秋の公園、ヒメアカタテハが旬を迎えています

10月も半ばを過ぎ、身近な秋の蝶たちが見ごろになりました。遠くへ行かなくても楽しめる嬉しい季節です。

 

この週末、土曜は仕事だったので公園に出かけられたのは日曜のみ。この日はヒメアカタテハが花で吸蜜しているのを見つけたので撮影しました。

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美しい姿にうっとりです。

 

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吸蜜の様子がわかるように角度を変えて撮ってみました。

 

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曇りがちな天気だったので、翅を大きく広げることが多かったです。

 

台風の置き土産なのか、やや荒れてしまった花壇。この日も風が強くて撮影条件としてはあまり良くなかったですが、それでも場所を選びながら新鮮で美しいヒメアカタテハの姿を楽しむことができました。まさに今が旬です。

 

10/20/2019・大阪府にて

10/4/2019・秋の週末、フジバカマの花にやってきたアサギマダラを撮影しました

渡りの蝶、アサギマダラの便りが聞こえてきたので久しぶりにドライブがてら見に行ってきました。最近はいろいろな場所でフジバカマの植栽が行われ、アサギマダラの状況もインターネットでわかるので助かります。町おこしのイベントだと思うのですが、アサギマダラ歓迎ムードなのは喜ばしいことです。

 

さて今秋のアサギマダラですが、暑い日が続いていたためか、例年よりも飛来が少ないとの話。それでもフジバカマの花で吸蜜する姿を見ることができて安心しました。

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フジバカマとアサギマダラ、ほんと絵になりますね。

ゆったりと吸蜜してくれるので、ついついシャッターを押してしまいます。背景の色合いが変わるだけで印象も全然違ってくるので、飽きることがありません。

 

ほとんどがオスですが、よく見るとわずかにメスも居ました。オスには後翅に黒い性標が加わる分、ちょっと得した気分になります。メスの方は少しレアな感じがしてこれまた得した気分になります。

 

昼も過ぎてからの到着だったので短い時間での撮影でしたが、美しい姿をしっかり楽しむことができました。飛翔も見ていて気持ち良かったです。

 

10/4/2019・紀伊半島にて

9/15,16/2019・近所のさんぽ、百日草の花にアゲハがたくさんやってきました

9月ももう中旬なんですね。早いなーと思います。

さてと、週末からの3連休、土曜は長男の陸上試合の応援で忙しくしてて蝶を撮る暇はありませんでした。なので日曜と月曜でアゲハを撮影することにしました。アゲハはここ数日で一気に数を増やしたようです。百日草の花に来る姿が多くて、たくさん楽しめました。

 

土曜は快晴。日ざしがかなり強く、朝から気温がぐんぐん上がりました。

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花に来たのはやや大きめなメス、夏型と秋型の中間っぽい姿でした。

 

次に来たのは少し小さめ。やや秋型色の強くなったメスです。

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季節の変わり目は個体差が色々あって面白いです。

 

そうそう、この日は快晴というのを忘れてました。

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となると、やっぱり青空を背景にしたいところです。ちょっと苦労しましたがなんとか。

 

翌日の日曜は雲が多め。風もあって秋らしさを感じました。日ざしも穏やかで幾分ですが過ごしやすかったです。

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今度はオスを狙ってみました。

 

複数のアゲハを入れてみたり。

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数が多いと、いろいろな絵が撮れて楽しめます。

 

ゆっくり吸蜜していたので、カメラを寄せてみました。

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家から数分でたどりつけるアゲハストリートの様子です。

 

ミカン類の葉には小さな幼虫もたくさん居たので、あと1化は見られるはず。これが秋型の最終形態になるように思います。

 

ところでずっと使ってる愛用の望遠レンズですが、ここ数年は調子が悪く、AFを合わせようとするとフリーズしてしまうことしばしば。今までだましだまし使ってましたが、先日の試合の撮影でさすがにストレスとなり、月曜の撮影後にレンズを買ってしまいました。

 

次の週末は新しいレンズで彼岸花とアゲハを撮りに行きたいですが、台風も近づいてきてて天気が心配です。

 

 9/15,16/2019・大阪府にて

9/8/2019・秋本番を前にシルビアシジミを追いかけました

週末の日曜、秋本番には少し早いですがシルビアシジミに会いに行ってきました。

 

朝の涼しいうちに撮影したかったのですが、ミヤコグサの花が咲いている場所を見つけるのに苦労してしまい、いくつかの場所を回ってやっと見つけたときにはすでに強い日ざしになってしまいました。

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黄色い花が鮮やかですね。

 

花の近くを歩いていると、少ないながら鮮度のいいシルビアがいるのを確認。

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黄色いのはミヤコグサの花です。

 

この場所はメスの姿が目立ったので、今回は産卵シーンを狙ってみました。

 

シルビアシジミの産卵を撮るのは思いのほか大変でした。小さな姿で草むらの中に入り込み、うもれているような葉を選んでは短い時間で産卵するのですね。

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草むらのなかにレンズを突っ込み、やっとのことでそこそこ満足できる産卵シーンを撮影することができました。小さな小さなみず色の卵も写すことができて良かったです。

何度か産卵を見ましたが、卵は葉の先端付近で、葉の裏に産みつけられていました。

 

この日はツバメシジミもよく見かけたので、比べてみようと同じく産卵シーンを狙いました。少し陰ったときに産卵が見られました。

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こちらはヤハズソウの花?に産卵していました。

 

暑いなか、気づけばけっこうな時間あそんでしまい、帽子をかぶっていても顔はすっかり日焼けしてしまいました。なんとか一応の成果があって良かったです。


9/8/2019・兵庫県にて