蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。

10/8/2018・暑かった1日、散歩道でヒメアカタテハに出会えました

夏が戻ってきたような暑い1日、身近な顔ぶれを撮影したくて散歩道をぶらぶらしました。

 

さっそく花に来ているヒメアカタテハを見つけたので近づいてみました。

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敏感ではありましたが、花を移りながら吸蜜を続けてました。

 

日ざしが強くて暑かったからだと思うのですが、ほとんど翅を広げてくれません。

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ま、広げてほしいとかそんな思いは全然なかったんですけどね。それなりに秋らしい絵になったかな…でもかなり暑いなかでの撮影です。

 

いつもは殆どやらないんですが、絞り値をぐっと上げて撮ってみました。

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やっぱり背景がごちゃっとしてしまったようです。でもあれこれとやってみるのは楽しいですね。

 

暑かったので短い時間でしたが、いいモデルさんのおかげで楽しむことができました。そろそろウラナミシジミが撮れるかと思いましたが今日は出会えずでした。

 

10/8/2018・大阪府にて

9/17/2018・彼岸花に憧れのアゲハチョウがやってくるという素敵で悔しい秋の1日でした

今年も彼岸花の咲く季節がやってきたので、恒例行事とばかりアゲハチョウとのシーンを狙って出かけました。

 

昼前には里山に到着。
うろうろしていると、さっそくアゲハが花に来ているのを発見です。

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今年も秋らしいシーンを撮ることができました。

 

まあここまではいつもの出会いですが、ここからなんと今までにない素敵な出会いが訪れたのです。しばらくこのアゲハを撮影していたのですが、遠くから大きめの黒いアゲハが近づいてきて花に止まったのです。

 

慌てて駆け寄ってみると…ついに憧れのミヤマカラスアゲハです!

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しかも、とびっきり美しいメスでした。

 

彼岸花との出会いは生まれて初めて。
しかも超新鮮だなんて…それはそれはもう緊張しました。

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少しの間、花から花へと吸蜜を続けてくれました。

 

もう少し居てほしいという願いかなわず飛んでしまい、しばらく同じ場所で待ってみましたが、再び戻ってくることはありませんでした。

 

たくさんシャッターを押しましたが、モニターで確認してみるとどれも微妙に惜しい写真ばかり。

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もう二度と見られないシーンかもしれないと思うと、嬉しさよりも無念さでいっぱいになりました。

  

気づけば雨が落ちてきそうな雰囲気に。

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ミヤマカラスも雨がくると思って去ったのかもしれません。

 

この日は初めての彼岸花とミヤマカラスの出会い、ものすごく嬉しかったですがそれよりも悔しい思いが強く残ったような複雑な心境…この先、彼岸花の季節がくるたびに思い出すエピソードになりそうです。

 

また今日みたいな出会いを期待して、これからも出かけようと思いました。

 

9/17/2018・奈良県にて

9/9/2018・アゲハの秋姿を見て、季節と気持ちの移ろぎを感じました

この日は家まわりを少し散歩。これからの秋に向け、下見をかねてぶらぶらしました。

 

曇り空のなか、川沿いに咲くランタナの花にはアゲハが多く来てました。

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秋らしい色白な姿が増えてきました。

 

小さな花の中に器用にストローを差し込むようすをじっくりと観察。

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うまく撮れたかなと思いましたが、シャッター速度が足りずに翅がぶれました。でも後翅がほとんどぶれてなかったので、速く動いていたのは前翅の方だとわかります。

 

横から花に接近するときは身体を安定させるために、翅の動きがより速くなります。

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ぶれた写真からもわかることが色々あって撮影は面白いです。

 

花の上から吸蜜するときは翅をあまり動かす必要がないためか、同じシャッター速度でもぶれずに撮れました。

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撮影って何がよくて何が失敗なのか、、なんかそんなのどうでもよくなってきました。ただアゲハってすごく美しいなって。

 

おっと、メスがやってきました。うまく言葉にできないのですが、前翅の黒じゃない薄墨っぽい色合いがとても美しかったです。

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翅の動きを止めたくて、花の上からの吸蜜を狙いました。思ったように撮れること、これが撮影ではもっとも嬉しいことかもしれないです。

 

これからどんな写真を撮ろうかなという気持ちになったアゲハあそびでした。ま、いろいろ迷走を続けているだけだったりするんですけどね。

 

9/9/2018・大阪府にて

8/19,26/2018・ヒメウラナミジャノメの眼状紋はいろいろな形があって面白いですね

どうも、まつみです。忙しくしているうちに日記の更新がかなり遅れてしまいました。気づけば朝晩の気温もだいぶ下がってすっかり秋めいてきました。

 

さて、もう先月末のことになりましたが、ヒメウラナミジャノメの眼状紋を見に出かけてました。この眼状紋、見れば見るほどいろいろな模様があり、近場でも出会えるお手軽なあそび相手です。今回は京都の山城あたりをぶらぶらしてみました。

 

台風の影響もあってか風が強く、まとまった数は見られなかったですが、それでも撮影するほどには楽しめました。

 

小さな眼状紋が並んで美しい姿です。

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この辺りではだいたいこんな感じの眼状紋が普通です。

 

少し発達して大きくなった感じの眼状紋も見つかります。

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ここまでは割と多くであえるタイプです。

 

おっと、これはちょっとばかり面白い眼状紋でした。

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もう少しいい写真が撮りたかったですが、見失ってここまで。残念。

 

少し大きめのがいたので追いかけたら、違いました。

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これはただのウラナミジャノメの方でした。
時間に余裕があったらウラナミジャノメの変わりものも探してみたいところです。

 

少しだけの週末草むら歩きでしたが、ちょっとは撮影に出かけられて良かったです。

 

8/19,26/2018・京都府にて

8/13/2018・夏休みは家族とドライブ、開田高原でキベリタテハに出会えました

わが家の夏休み、今回は日帰りで開田高原へ行ってきました。目的はトウモロコシとそば、ソフトクリームです。(本当のことをいうと、私は西方面が気になってたりするのですが…ま、この話はやめときましょう。)

 

とくに渋滞もなく無事に到着。まずは旬の蝶に会いに行くため、標高を上げていきます。さっそくコンクリートの壁に止まるキベリタテハを発見です。喜んでこれから撮影というところでバイクが通って飛んでしまったのはかなりショックでしたが、しばらく待ってなんとか姿だけは撮ることができました。

 

ベリタテハはいつまでたっても信州の憧れです。すごく美しい姿に興奮しました。

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ストロボを使ってみると、翅の色がより強調されました。

 

翅の裏も素晴らしいです。力強く滑空する姿は一度みると記憶に鮮明に残ること間違いありません。

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いつものように地面止まりばかりでしたが、ひとまず撮影はできて幸先いいスタートです。

 

でも調子の良さはここまで。どんどん雲が厚くなり気温がみるみる下がってきました。涼しいのは気持ちいいですが、肌寒いとこまでいくと困ります。

蝶もエルタテハをかろうじて見たものの、クジャクチョウやアサギマダラの姿はまったくなし… 仕方なく天気が回復するかわからない草原を歩いてみることに。

 

たくさんの花が咲いていたのでちょっと撮影。

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ここではクガイソウもまだまだ見頃です。

 

マツムシソウも多く咲いてました。雰囲気がどことなくコスモスに似ているような。

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蝶がいないとやっぱり寂しいです。

 

結局、雲が抜けるどころか雨が落ちてきてしまい、蝶あそびはおしまいとなりました。

 

それからの時間は雨やどりしながらお茶をして、蕎麦とトウモロコシで昼食。アイスクリーム工房は雨で行き場を失ったかのような人の混みように断念し、木曽路の道の駅やスーパーに寄ったりしました。

その頃には雨もやんだので、温泉につかって夜は花火大会を楽しんだあと、帰り道に夜空を眺め、流れ星に歓声をあげるのでした。

 

今回は朝のキベリタテハに救われた信州ドライブでした。キベリタテハは出会うだけならまあまあ簡単ですが、いいシーンを撮影するとなると話は別。いったいいつになったら満足いく絵が撮れるのでしょうかね。夏の信州への挑戦はこれからも続きそうです。

 

8/13/2018・長野県にて