この日の大和葛城山ですが、ギフチョウの発生がとても早く、とくにオスは傷んだ姿がほとんど。なかなか見つからない新鮮な姿を選んでの撮影となりました。
産卵しようと葉を選んでいるようなメスに出会えました。
このまま産卵するかと思いましたが、飛んできたオスに迫られ、嫌がって逃げ去ってしまいました。
数少ない、鮮度のよかったオス。
なぜかカタクリではなく、スミレを好んで吸蜜していました。
小さな葉を選びながら飛ぶメスがいたので見つづけていると予想どおり産卵へ。
今年も産卵シーンが撮れました。しかしまたしても飛んできたオスに絡まれ、途中で産卵をやめて飛んでしまいました。
今年は春が短いのか、オスの必死さがひしひしと感じられる1日でした。
ギフチョウの終盤期になると現れるのがミヤマセセリ。メスばかりでしたが、とても多かったです。
久しぶりに出会えたのでギフチョウよりも嬉しかったり。
カタクリにも止まってくれました。葉ですけど。
たくさん撮影できてよかったです。
昼すぎから雲と風が出るようになってきたので、ちょうど頃合いかなと帰路へ。
林道のアオイには卵がたくさん見つかりました。また来年も会いに行きたいと思います。
この日はカタクリで吸蜜する新鮮なギフチョウは撮れず。でも時期遅れのおかげでミヤマセセリに会えて嬉しい1日になりました。
4/14/2018・大和葛城山にて