蝶にあそぶろぐ

~春はギフチョウ・夏はゼフィルス・四季をたのしみ・蝶にあそぶ~ 蝶の写真を撮りながら蝶あそびをつづります。メールでの連絡はGmailにお願いします。

7/16/2017・乗鞍高原ではゼフィルス以外にもたくさんの嬉しい蝶たちに会えました

ジョウザンミドリの舞う林道を後にし、移動してきたのは何てことない普通の草道。一瞬で出会える蝶が変わるのが乗鞍高原のいいところです。

 

下草をのぞくとコヒョウモンがちらほら見つかります。

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小柄で丸みを帯びた翅が可愛らしいです。信州ならではのヒョウモンなので嬉しく撮影しました。

 

花が大好きなようで、あちこちで吸蜜していました。

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蝶がいくつも群れている光景、ただそれだけで嬉しくなってきます。

 

クガイソウに集まるコヒョウモンにも出会えました。

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クガイソウもだんだんと見られなくなってきてますね。かなり嬉しいシーンを撮ることができ、お気に入りの1枚になりました。

 

このあと近くの樹にカラスシジミの交尾を発見。ルッキングで見つけた自分すごい!

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食樹の葉に止まっての交尾シーンだったので興奮。おとなしくて良かったです。

 

余裕が出たので、広角横位置でも。

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いつも撮れるシーンじゃないと思ったので、あれこれと条件を変えて撮影しておきました。

 

交尾といえば、オオミスジも見つかりました。

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表と裏の両翅が楽しめた交尾シーンでした。

 

だんだんと雨がぱらついてきたので、タイミングよく温泉へ。硫黄の匂いぷんぷんの露天風呂を長男と貸切状態で満喫し、頃合いをみて乗鞍高原を後にしました。

 

やはり朝にお会いした方のご利益はあったようです。どうもありがとうございました。またお会いできたらパワーを頂戴したいと思います。

 

さいごにちょっとだけ寄り道を…

 

7/16/2017・乗鞍高原(長野県)にて

7/16/2017・乗鞍高原ではジョウザンミドリシジミが旬を迎えました

この週末は3連休のつもりが、信じられないことに急に土曜出勤が入ってしまいただの連休となってしまいました。もともと月曜は遠出できなかったので、蝶あそびはたった1日だけ。日帰りで信州へ出かけてきました。

 

今回は久しぶりに長男と一緒です。長男もいつのまにか中学生。陸上部に入って運動しながら勉強も?頑張ってますが、ゼフィルスの撮影がしたいというので連れてってあげました。

 

朝は乗鞍高原のジョウザンミドリシジミから始めます。

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ここ乗鞍高原では下草にも普通に降りてくれるので、撮影はものすごく簡単です。

 

正直言うとゼフィルスのなかで一番出会いやすいのはこのジョウザンミドリシジミではないでしょうか。午前中適当に細めの林道を散歩するだけで卍の飛翔をすぐに見ることができると思います。

 

テリを張る姿、小さいながらかっこいい姿勢です。

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他のオスが近づいてくるとすぐに飛び立って卍飛翔になります。飛翔は見てて飽きることがありません。

 

早朝は強めの日ざしでしたが、時間がたつとともにだんだんと曇り空へ。

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しっとりと輝く翅に見とれました。

 

色々なところに止まってくれるので写真のバリエーションが楽しめます。

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いかにもジョウザンらしいなって雰囲気に撮れました。

 

わずかに日ざしが回復、今度は真上からの撮影を。

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少し緑がかった色になりました。

 

レンズを変えて広角で寄ってみました。

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かなり近づいても全く逃げません。おかげで撮りたい放題でした。

 

この日はそんなに数が多くなかったのもあって、めいっぱい撮影でき満足の朝になりました。

場所を変えようと戻る途中、おなじみの知人らとばったり。前日の成果を聞いて羨ましがらせてもらいつつも、かなりの強い運気をさずかれたので昼までは乗鞍に残って草地であそぶことにしました。

 

7/16/2017・乗鞍高原(長野県)にて

7/9/2017・アサマシジミに始まりウラキンシジミで終わるまで、シジミチョウ三昧の1日でした

すっきりした朝の目覚め、昨日ひどかったアレルギーも収まって調子はすこぶる良好。この日はアサマシジミの撮影からスタートしました。

 

仲間との待ち合わせ時間まではもう少しありましたが、すっかり明るくなったので待ちきれず先に草むらへ入ることに。ヒメシジミに似ているけれど明らかに大きな姿のアサマシジミにすぐに出会えました。

 

朝露にぬれた葉で朝を迎えたアサマシジミ。

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かなり大きなオスです。日の光が入ってきて美しく見えました。

 

まだ日がまともに当たっていないところにメスの姿も。

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こちらもヒメシジミとは比べものにならない大きさ。オレンジのラインがすごく鮮やかですごく美しかったです。アサマ印?もしっかり写せました。

 

しばらくすると日が当たって体が温まってきたのか、オスが近くに飛び移って翅を広げました。

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深いアサマのブルーとはこのことですね。すごく渋い色に興奮しました。

 

だいぶ日が昇ってきたころ仲間たちが到着。一緒にアサマ探しをしていくつかの姿を楽しむことができました。

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とにかく大きくて見応えがありました。

 

アサマシジミ…ヒメシジミにはやっぱり敵いませんが素敵な蝶ですね。今日はいっぱい撮影できました。

 

朝のおまけのウラゴマダラシジミ。一度にたくさん出会うことはないのですが、今年は信州のあちこちで見かけるような。

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日陰をつくると翅の内側を少しだけ見せてくれました。もっと開いてよとおねだりしましたが、ここまででした。

 

そこそこに満足できたので、次なる場所へ移動です。

 

暗がりにさっそくミドリシジミ。今年も遅ればせながら出会うことができました。

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さすがに昼だと翅を広げてくれませんね。きっと朝のうちが良かったでしょう。

 

続いて飛び出したのはカラスシジミ。

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なんの疑いもなくミドリシジミだと思って撮ってたのは内緒です。

 

ちょっと期待していたウラキンシジミにも出会えました。

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すぐに奥へ入ってしまったのでほとんど撮影できず。でも会えたので良かったです。

 

この日は朝から昼いっぱいまでシジミ三昧。かわいい姿をたくさん楽しめました。おつき合いいただいた方々には感謝でいっぱいです。どうもありがとうございました!

 

7/9/2017・長野県各地にて

7/8/2017・コヒョウモンモドキをはじめ、木曽の草原は蝶でいっぱいでした

信州ゼフィルスあそびの途中で場所を変えたというのを前回の日記に書いたのですが、実は木曽の高原に移ってました。お目当てはコヒョウモンモドキです。

 

到着するも日ざしが強すぎて暑いの一言!ようやく見つけたお目当ても行ったり来たりの繰り返しで止まる気配がありません。

でも懐の深いこの草むらの道。蝶の撮影には困りません。

 

ウラゴマダラシジミもここではまだまだ新鮮です。

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開け~ウラゴマ!って日陰をつくったりライトを当ててみたり…あの手この手で翅の内側を見せてもらおうと粘りましたが、念力通じないまま飛び上がってしまいました。

 

アカツメグサには多くの蝶が集まります。

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ウラギンヒョウモンがとくに多かったです。

 

キマダラセセリにもたくさん出会えました。

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美しいオレンジ姿を一度は撮らずにはいられません。

 

もちろんここでもヒメシジミを撮影。すごく多かったです。

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日が雲に隠れ、翅が美しく見えるときを狙って撮りました。

 

さてさて、お目当てのコヒョウモンモドキですが、活発すぎて撮影できないかと思ってたのですが、昼遅くになって止まってくれたおかげでようやく姿を撮ることができました。

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小さくて鮮やかな姿。別に撮れなくてもいいと強がってましたが、撮れるとやっぱり嬉しいですね。

 

久しぶりにクジャクチョウにも出会えました。

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ここしばらくまともに撮ってなかったような気が。今年の盆休みにはもっと会うことができるといいな。

 

草むらに入るとアレルギーでくしゃみと鼻水が止まらなくなることが多いのですが、今日の症状はひどくて、途中からまともに撮影できなくなってしまいました。

 

仲間から連絡をもらってゼフィルスの撮影に戻り、夕暮れまではなんとかしんどさに耐え、晩にやっとアレルギー薬を飲んだのですが、今度は効きすぎて運転しづらくなるほど。車を停めてちょっと寝るつもりが、しっかりと朝を迎えてしまうのでありました。

 

7/8/2017・長野県木曽にて

7/8/2017・信州のゼフィルスが見頃を迎え、たくさんの美しい姿を楽しみました

ぼちぼち信州のゼフィルスが見頃になってきたということで、今回は蝶仲間と楽しんできました。まずはカシワいっぱいの高原から始めました。

 

関東から来られてた方々と一緒に草むらへ。いきなりウラミスジシジミを見ることができました。

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カシワの大きな葉とともに雰囲気よく撮れて幸先いいスタートです。

 

この高原にはハヤシミドリシジミもいるのですが、この日はメスばかりが落ちてきます。

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どれも新鮮な姿でした。オスも飛び出す姿こそ見られましたが、ちっとも撮影できませんでした。

 

ここで関東の皆さんとお別れし、すこし北上することにします。

 

次の場所に着いた時にはまだ飛び出すような気配がなかったのでさらに他へ場所を変えたのですが、先に戻った仲間からテリ張ってるよ!って電話が入ったので、急いで戻ることに。

 

葉に止まってテリを張るのはメスアカミドリシジミです。

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クリソゼフらしい鮮やかな輝きはいつ見ても感動します。少し新鮮な頃を過ぎた感じでしたが、まだまだ美しい翅の色を楽しめました。

 

いかにもテリを張ってるぞっていうスリリングな角度でも撮ることができました。

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この角度で撮ると翅がいろいろな色合いに見えますね。あれこれ角度を変えたりしながら忙しく撮影できました。

 

さらに時間がたつと今度はエゾミドリシジミが勢いづいてきます。

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青く輝く翅が美しいです。さきほどのメスアカミドリと同じく、尾が短いのが特徴です。

 

誰よりも遅くまでいたのですが、残念ながら見下ろせる位置には止まってくれず。

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よく晴れていたので、遅くまで活動してました。

 

茂みの奥からアイノミドリシジミがふらっと。

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時間も時間なので、おとなしかったです。朝に会いたかったな。

 

ウラクロシジミが飛んでいるのを眺めてると、大きめのセセリチョウがぶーんと。

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この場所でよく会うキバネセセリでした。見つけるとついつい撮りたくなるかわいい姿は健在でした。

 

翌日も休みだとゆっくりできていいですね。ついつい日が暗くなるまであそんでしまいました。

 

7/8/2017・長野県各地にて